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    『理屈よりも奇跡を信じたいんだ。』


    試写会の出口の所でブスが号泣しているような、それはもう恋人が死んじゃうだけの恋愛映画に出てきそうなフレーズですけど、やっぱりね、人というのは僅かな可能性に希望を抱くものだと思うんですよ。

    最近の管理人さんはとにかく走りまくっていましてね。
    これはブラック企業に勤めているから無休で走らされているとか、あとちょっとで退勤だったのにゴールがなくなっていたとか、そんな比喩表現ではなくそのままの意味で走りまくっているんですよ。

    前回の記事に書いた怪我も治ってきたから、休んでいた分を取り戻す勢いで走っとるんです。
    まあそしたら全身筋肉痛になりましてね。
    もう疲労でズタボロっすわ。

    どれくらいズタボロかというと、小学校の教室ってホウキとか清掃用具が入ったロッカーが置いてあるじゃないですか。
    で、あの中って大抵真っ黒でズタボロになった雑巾が落ちているじゃないですか。
    もうその雑巾くらいのレベルで管理人さんの身体は疲労でズタボロになったんですよ。
    なんか身体もこぼした牛乳を拭いた後みたいに臭ぇーし。

    疲れの溜まった身体じゃ仕事も捗らないってもんです。
    もう動きたくない、働くのしんどい。
    この前なんて同僚の堀江君と強制わいせつで書類送検された山口達也メンバーの話をしたり「うわさのキッス」を歌ったりしていたら1日が終わってましたからね。
    毎日仕事をサボタージュです。

    ちなみに、堀江君は昔、出会い系サイトで女子高生と知り合ったらしいけど、会う約束をして待ち合わせ場所に行ったら奈良の大仏みたいな顔をしたおばさんが来たそうです。
    写真と全然違ったらしい。
    そんな苦い経験を熱心に語ってくれました。
    でもこれはこれで良かったと思う。
    本当に女子高生だったら逮捕されて堀江メンバーになっていましたからね。

    とまあ、ランニングの疲れが取れず管理人さんは毎日仕事をサボタージュしているわけなんですけど、流石にこのままではいかん、どげんかせんといかんと思いましてね。

    そこで、疲れを取り除くためにマッサージを受けてみることにしてみました。
    スポーツ選手もトレーニングや試合の後は専門のマッサージ師や整体師にマッサージをしてもらっているじゃないですか。
    管理人さんもスポーツに関してはプロ意識を持ってやっているつもりですから、プロフェッショナルを気取って真似してみようと思います。

    マッサージなんて今までやってもらった事がないからどのような段取りで行われるのか分からんのですけど、調べてみたらこちらがお店に行かなくてもスタッフが自宅まで来てくれるそうです。
    で、料金を比べるために色々なお店のホームページを見ていたんですけど、そしたらあるお店に目が留まりましてね。
    そのお店のホームページにはマッサージの様子の写真が載せられていたんですけど、なんとスタッフの人が新垣結衣さんにそっくりなんですわ。
    もう超絶美人なんですよこれが。

    迷う気持ちは一切なし!
    このお店に決めた!
    もう即決っすよ!

    こんなお綺麗な人にマッサージしてもらえるのか!
    素晴らしいじゃねぇーか!
    チクショー、もっと早くこのお店の存在を知っていれば良かったぜ!
    今までの人生損してたわ!

    まあしかし、ブログをご覧の皆さんは「いやいや、新垣結衣さんみたいな美人が来るわけないでしょ。」とか思ってるのではないでしょうか。
    おまけに「ホームページに写ってるのは撮影用の役者だろバカ!」とか「水漏れしてクラシアンに電話したって森末慎二が暮ら~し♪安心~♪クラシア~ン♪とか歌いながら修理しにやって来るわけじゃねぇーだろハゲ死ね!」とか罵詈雑言も浴びせてくるのではないでしょうか。
    しかし、管理人さんはそういった意見に対し断固反論させて頂く所存でございます。
    もう領海侵犯された時の官房長官みたいに壇上で遺憾の意を表明したい!

    例えば、宝くじってあるじゃないですか。
    あれって高額当選する確率なんて限りなく0%に近いんですよ。
    現実的に考えたらあんなもの当たるわけがないんです。

    でも年末ジャンボ宝くじって毎年行列が出来て大勢の人が買うじゃないですか。
    それって現実的には当たらないと分かっていても、僅かな確率に夢を託しているからだと思うんですよ。
    人は理屈よりも奇跡を信じるんです。
    当選する確率は0%に近くても、0という絶対的な数字は存在しない。
    そこにロマンがあるわけなんです。

    つまりですね、管理人さんの選んだお店から新垣結衣さんみたいなお綺麗な方がやって来る確率というのも、決して0%というわけではないんです。
    そこにロマンを抱きたい。

    もっと言わせてもらえば、おそらく年末ジャンボで高額当選するよりも新垣結衣さんみたいな女性がやって来る方のが確率としては遥かに高いと思うんですよね。

    いけるんじゃねぇーかコレ!?
    なんか考えれば考えるほど現実味を帯びてきた!
    ホントに新垣結衣さんみたいな人が来ちゃうかもしれん!
    ガッキーが来ちゃう!どうしよう!ブヒィ~~~!

    新垣結衣さんみたいな人にマッサージしてもらったら、この疲れた身体は完全に回復すると思うんです。
    そしたら、毎日でも走れると思う。
    10㎞でも20㎞でも30㎞でも余裕で走れるはずです!
    フルマラソンだっていけちゃうかもしれない!
    なんなら黄色いTシャツを着て24時間走っちゃってもいい!
    愛で地球を救っちゃったりしてもいい!
    世界中を感動の渦で包み込めるはずだ!

    素晴らしいじゃねぇーか!

    もうね、早速お店に電話しましたよ。

    「お電話ありがとうございます。○○○でございます。ご予約でしょうか?」

    爽やかで真面目な感じの声をした男性が出ましてね。
    直ぐに会員登録してもらいました。
    そして、一通り説明を受けた後で、

    「あのー、新垣結衣さんみたいに清楚系でシャンプーのCMとかに出ていそうな人をお願いしたいんですが・・・。」

    バカかお前は。
    そういう店じゃねぇーよ。

    「はい、かしこまりました。新垣結衣さんみたいに清楚系でシャンプーのCMとかに出ていそうな女性ですね。」

    お前もバカか!
    爽やかなトーンで復唱してんじゃねぇーよ!

    しかしですね、これってとても良い状況だと思うんです。
    だってこのお店には新垣結衣さん似のお綺麗な女性が実際にいるって事じゃないですか。

    もう胸が躍りましたね。

    電話を切った後はダッシュで大掃除ですわ。
    新垣結衣さんみたいなお綺麗な方がやって来るのですから、ホコリ一つ残さず掃除するというのが礼儀というものです。
    テーブルもピカピカ、床もピカピカ、トイレもピカピカ、シンクに至っては上司の頭くらいの眩い光りを放っていましたからねピカーー!

    掃除が終わり新垣結衣さんとの対面の時が刻一刻と迫る。

    緊張するぜ。
    どんな事を話せば良いのかな。
    女性と話すのはあまり得意じゃないけど会話が続くように頑張ろう!
    そうだ、お菓子も用意しておいた方が良いな。
    ココアもあるから直ぐに入れられるように準備しておこう。

    よし!
    準備OK!完璧だ!
    後は到着まで待つだけだ!

    で、予約した時間になったんですけど、そしたら1分も遅れずジャストの時間にチャイムが鳴ったんですわ。

    「ピンポーーーン」

    来たぁーーーーー!!!!!!
    ついに新垣結衣さんが来たぁーーーーーー!!!!!
    ガッキーが来たぞーーーーブヒィ~~!!!!!

    玄関までダッシュしてドアの前で深呼吸!
    こんなに緊張したのは久しぶりだぜ!
    第一印象が大切だ!
    紳士的にいこう!

    さあ、ついに新垣結衣さんとご対面です!
    ドキドキが止まらない!

    そして、ゆっくりとドアを開けたんですけど、もうね、ビックリっすよ!
    開けてビックリ玉手箱っすよ!

    さっき宝くじの話をしたじゃないですか。
    人というのは僅かな確率にロマンを抱くものなのだと。
    そういった意味じゃ大当たりですよマジで!
    誰が何と言おうと高額当選っすよ!
    もう夢かと思いましたからね!
    自分でも信じられないくらいの大当たりっすわ!
    管理人さん、ホントに一等賞を引き当てちゃったんですよ!

    胸を躍らせながらドアを開けたんですけど、そしたらですね、なんかサンフランシスコ・ジャイアンツで4番打者やってそうな女が仁王立ちしとるんですわ!
    もうホームランをバンバン量産しちゃいそうなレベルのブスなんですよこれが!


    ゴッド!!イズ!!デーーーーッド!!!
    神は死んだ!!


    なんてこった!!
    年末ジャンボ級のブスが来やがった!!
    間違いなく大当たりだコレ(涙目)!!

    どうしてこうなった!!

    もう野球だったら申告敬遠してますよ!
    新垣結衣さんみたいにシャンプーのCMなんて全然出てそうな感じじゃない!
    CMどうこうで言うのであれば、所さんが出てきて「年末♪ジャンボ~♪宝くじ~♪」とか歌いだしちゃいそうなレベル!!

    こりゃあ大事件ですよ!
    それこそ「所さん、大変ですよ!」みたいになっちゃってますからね。
    もうCMじゃなくてテレビ番組になっちゃってるじゃねぇーか!

    とまあ、そんな目の前の惨状にこちらは「所さんの目がテン」になるのでした。


    冷静に考えてみたら新垣結衣さんみたいなお綺麗な女性がマッサージ店で働いているわけがない!
    ホームページの写真なんてウソに決まってるだろ!
    バカじゃねぇーかお前!
    なに大掃除までして一人でテンション上がっちゃってんの!?

    さっきまでの浮かれていた自分をぶん殴ってやりたい!
    もしもタイムマシンがあるというのであれば、何年も前に戻って過去の自分に値上がりする株や為替相場を教えるのではなく、数時間前に戻って自分の顔面をグーでおもいっきりぶん殴ってやりたい!
    あの時の自分死ねばいいのに!


    ネットの写真なんて信用出来ない。
    そういえば、出会い系サイトで奈良の大仏みたいなおばさんに引っ掛かってしまった堀江君が、あの後続けてこう言っていたのを思い出した。

    「載せられている写真なんて殆どがウソなんだよ。向こうもお金目当ての商売でやってるからね。ただ、それでも俺は理屈よりも奇跡を信じたいんだ。」

    堀江君は出会い系サイトに蔓延る欺瞞を見抜いていた。
    それでもボーナスの大半を課金してまでメッセージを送り続けていたのだ。
    もしかしたら本当に当たりクジを引くかもしれない、堀江君はその僅かな可能性にロマンを見出していたのではないだろうか。

    自分も心の隅では新垣結衣さん似のマッサージ師なんて来るわけがないと分かっていたんだ。
    ホームページに載っていた写真は客を欺くために飾られたものだと疑っていた。
    でも僅かな可能性に希望を抱いていたんだ。

    欺瞞が蔓延している世の中だからこそ、自分は理屈よりも奇跡を信じ続けたい。



    とまあ、この日は大掃除をしたりマッサージをしたりドタバタした1日でした。
    疲れを取るためにマッサージしてもらったつもりが余計疲れましたね。
    なんか変な揉まれ方されて身体中の骨も痛ぇーし。
    これじゃ文字通り骨折り損のくたびれ儲けじゃねぇーか。

    夜は食事を作る気力がなかったので出前を取る事にしました。

    最近は便利ですね。
    出前のお店が一つのサイトにまとめられていて、好きな食べ物を簡単に注文出来るようになっているんです。
    その中に洋食の美味しそうなお店がありまして。
    艶やかでジューシーなチキンにガーリック風味のパスタ。
    もうパソコンのモニターから香りが伝わってきそうです。
    あまりに美味しそうだったので早速クリックして注文しちゃいました。

    そして、待つ事数十分。

    お腹がペコちゃんになりながら待っていたんですけど、ついにチャイムが鳴りましてね。

    来たぁーーーーー!!!
    ダッシュで受け取ってテーブルの上でオープン!

    そしたら開けてビックリ玉手箱。
    なんじゃこりゃー!

    「写真と全然違うじゃねぇーか!」

    やっぱりネットの写真は信用出来ないなぁと、甚く納得するのでした。



    「カチャン・・・、カチャン・・・、カチャン・・・」

    闇夜の病棟に響く奇怪な音。
    亡き者の意思なのか。
    その音はゆっくりと、そして確実に迫ってくる・・・

    「バタンッ!!!」

    「ブリリリリリリリブピーーー!!!!」



    どうしてこうなった。



    おいおいおい!!
    何が起こってるんだよ!
    何だよこのプロローグ!
    って言うか、お前そんな事よりも早くアウトドアの記事書けよハゲ!って話なんですけど、まずは聞いて頂きたい。

    実は管理人さん、膝を怪我して手術する羽目になりましてね。
    膝っていうのは、

    「ピザって10回言って!」

    「うん、分かった。ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ。」

    「じゃあここは?」

    「タマキン!」

    みたいな引っ掛けクイズでお馴染みの膝ですけど、まあこれって肘を指差しながらの引っ掛けクイズじゃねぇーのかよ!どこ指さしてんだよバカ!とか、半年ぶりのブログ更新なのにいきなりタマキンとか書いてんじゃねぇーよ死ね!とか、色々とご指摘はあるかと思いますが、昨年の2月に膝を怪我したんですよ。

    軽微な骨折だろうと思って病院に行ったら半月板損傷と診断されましてね。
    もう大ショックっすわ。

    ショックのレベルとしては、小学生の時クラスに長谷部君という友人がいて、その長谷部君にドラクエのスーファミソフトを貸したらセーブデータが全て上書きされて返ってきた事があったんですけど、それくらいのショックでした。
    しかも、セーブデータを見たら「たかし Lv13」とか「たかし Lv28」とかなっていて、勇者に自分の名前を付けてました。
    長谷部君、今頃何しているのかなぁ。
    ドラクエみたいに冒険のような人生を歩んでいるのだろうか。
    モンスターみたいな顔をした女に騙されて結婚詐欺とかに遭ってればいいのに。

    で、話を戻すと、半月板って膝関節の所にある軟骨みたいなクッションなんですけど、スポーツや事故なんかで膝に強い衝撃が加わると亀裂が入ってしまうんですよ。
    半月板は骨折と違って安静にしていても自然治癒しないので手術になってしまうケースが多いんです。

    手術後のスポーツ復帰までの時間は様々で、3ヵ月くらいの場合もあるし、年単位の時間を要する場合もあるし、足の機能に制限が生じて一生回復しないなんていうのもありますね。
    そもそも半月板損傷は「完治」というものが無いので、この怪我が原因で引退するスポーツ選手も多いんです。

    とまあ、そんな半月板を昨年の2月に損傷してしまったわけなんですが、英語でカッコ良く言うとハーフムーンボードをブレイクしてしまったわけなんですが、自分の場合は重症ではなかったのでランニングとか普段通りの運動をしながら保存療法を試していたんです。
    しかし、改善がみられなかったので結局昨年の夏に手術する事になりました。
    管理人さんのリハビリは今も続いていて、今後も運動に制限が生じる可能性が高いそうです。
    登山で長時間歩いたりデンジャラスな崖とか登ったり出来なくなるかもしれん。

    で、手術をした後はしばらく入院していましてね。

    nyuuin002.jpg
    超痛ぇー。
    足に付けられているのは固定装具と冷却装置。


    そして、ここからが冒頭に書いたプロローグの話になります。
    今回は入院中の恐怖体験と、それまでに起こった不可解な出来事を綴っていきたいと思う。


    手術の後。
    松葉杖での生活にも慣れて、病室でも暇な時はネットやったりテレビ見たり本を読んだりしていました。
    病院での暮らしは快適とは言えないけれど居心地はとても良く感じられました。

    そして5日目くらいの夜だったでしょうか。
    深夜にウンコしたくなって目が覚めちゃったんですよ。
    自分は普段からトイレに行きたくて目が覚めるなんて事はないんですけど、その夜はまるで何かに導かれるかのようにトイレに引き寄せられていったんです。

    一番奥の個室に入って「深夜の病院のトイレって怖いなー、あれー?おかしいなー、変だなー、空気が重たく感じるなー。」と稲川淳二みたいに思いながらブリブリとやっていたんですけど、その時にフラッシュバックと言うんですか、急にある写真を思い出しましてね。

    昨年の1月に最恐最悪の心霊スポットとして恐れらている吹上トンネルに単独で突撃したんですよ。

    ・最恐の心霊スポット 吹上トンネルを検証する

    吹上トンネルには白い着物の幽霊が追いかけてくるというような奇怪な噂がいくつもあって、管理人さんはそれを検証しに行ったんです。

    DSCN3340.jpg

    で、多くの方からコメントと拍手コメを頂いたんですけど、その中に「心霊写真がありますよ」というようなのが何件かありまして。
    そして、ご指摘を頂いた写真を調べてみたら、まあ見方によってはそう見えなくもないかなっていうのが写っていたんです。

    その写真がこれ。

    DSCN3372.jpg
    3本通っているトンネルの中で一番古い旧旧吹上トンネル。
    現在は閉鎖されています。

    鉄板で塞がれたトンネルの右端をズームしてみると・・・

    DSCN3372_1.jpg
    隙間からこちらを覗いているかのよう。
    この写真って管理人さんの上半身だけ不自然にブレてるし、位置関係的に目が合ってしまっているのではという指摘も。

    ただ、こういうのって例えば樹木や岩に凹凸が三つあったら陰影で人の顔のように見えたりするし、物が顔のように見えたりする事もあるじゃないですか。
    自分の写真もそういうレベルだと思ったから気にせずにいたんですよ。

    しかし、トンネルを訪れた後から不可解な事はいくつか起こっていまして。
    トンネルの帰りにマックに行ったんですけど、そしたらベビーカーに乗った子供がずっとこちらを見てくるんですよ。
    よく小さい子供ってガン見してくる事があるじゃないですか。
    ただ、その子供は管理人さんを見ているのではなくて、管理人さんの顔の少し横を瞬きせずにジーっと見とるんです。

    あと、家に帰ってからも違和感があって、うちの玄関の照明は人が通るとセンサーで自動で点灯するんですけど、夜に部屋を暗くしてリビングでテレビを見ていると急に玄関の照明が点灯するようになったんですよね。
    他にも家具が尋常じゃないくらいの頻度でギシギシときしむようになったりと、怪奇現象の見本市みたいになってました。

    というような事を深夜の病棟のトイレで急に思い出しちゃったんですよ。

    今まで気にした事なんてなかったのに、なぜ今頃こんな事を急に思い出してしまったのだろう。
    ただ、今この状況で改めて考え直してみるとウンコ漏れそうなくらい怖ぇーブリリリブピー。

    しかも、これは今回このトイレで初めて気が付いた事なんですけど、吹上トンネルの噂の一つに「トンネルを訪れた者は呪われて一ヶ月後に不幸が起きる」というのがあって、考えてみたら足を怪我をしたのって正確な日にちは覚えていないけど2月の上旬だったから吹上トンネルに行った約一ヶ月後の事なんですよ。




    驚愕の事実。




    背筋が凍った。




    やばい、これはやばい!
    どれくらいやばいかって言うとマジでやばい!
    例えが出てこなくなるくらいのレベルでやばい!

    深夜の病院のトイレで恐怖にのみ込まれた。


    その直後。


    「カチャン・・・、カチャン・・・、カチャン・・・」

    「カチャン・・・、カチャン・・・、カチャン・・・」

    「カチャン・・・、カチャン・・・、カチャン・・・」


    なんか廊下の方から奇怪な音が近付いてきたんですわ!!
    もうね、すげぇー物々しい気配なんですよ!

    やばいって!!ホントやばいってこれ!!
    もう直感的なものが自分自身に警告を発しまくってるんですよ!

    足を怪我したのって吹上トンネルにいた霊魂によるもので、そして管理人さんは無意識のうちにこの病院に導かれてしまったのかもしれない。
    昔、何かで読んだ事があるんですけど、霊に憑りつかれた人って他の霊的エネルギーが溜まっている場所に引き寄せられてさらに強い呪縛に遭ってしまうらしいんです。
    負のスパイラルにのみ込まれて最後は命を落としてしまうそうです。


    「カチャン・・・、カチャン・・・、カチャン・・・」


    深夜の病棟に響く奇怪な音。

    ちょっ!!待っ・・・!!
    タイムタイムタイム!!
    脅かしっこなしだぜ!!
    冗談はよし子ちゃんだぜ!!

    違うよね!?
    怖いやつじゃないよね!?
    どうせアレでしょ!?
    アレなんでしょ!?
    看護師さんが見回りしてるだけだよね!!?

    おーーーい!!中村さーーーん(夜勤の看護師さん)!!中村さんでしょーーー!!???
    頼む!!お願いだから中村さんだと言ってくれーーーー!!!!
    幽霊じゃないと言ってくれーーー!!!!


    「カチャン・・・、カチャン・・・、カチャン・・・」


    DSCN3372_1.jpg

    もうトンネルに写ってたやつが頭から離れねぇーよ!!

    あんなの信じねぇーからな!!
    幽霊なんて絶対信じねぇーからな!!
    だって管理人さんリアリストだし!プラグマティストだし!エロリストだし!!
    って!!最後の関係ねぇーー!!
    そんなの関係ねぇーー!!
    はい!オッパッピー!!!

    ってバカ!!!
    小島よしおか!!お前は!!

    管理人さん、恐怖でテンパる。


    「カチャン・・・、カチャン・・・、カチャン・・・」


    無機質で冷たい音、しかし意思を持っているかのように確実にこちらへ近付いてくる。

    おいおいおいおいおいおいおい!!!
    嘘だろ!!何だよコレ!!
    ホントにこっちに近付いてきてるよ!!
    何で音を立てながらこんなにゆっくり近付いて来んの!!?
    どう考えたって不自然じゃねぇーか!!
    深夜だぞ!!

    いやもうね、あまりの恐怖でリングの「く~る~♪きっと来る~♪」が頭の中でずっと流れてましたからね。
    ふざけんじゃねぇー!!
    何でこんな時にホラー映画の歌が出てくんだよ殺すぞハゲ!!
    しかも、サビの部分しか知らないから同じところがエンドレスで何回もリピートされてるんですよ。
    おまけに歌詞もよく分からないから「く~る~♪きっと来る~♪きっと来る~♪フフフ※$#ン~♪」とかあやふやになっちゃってるんですよ。

    その間も「カチャン・・・、カチャン・・・、カチャン・・・」と奇怪な音は自分のいるトイレの方へゆっくりと近付いてくる。

    来るのこれ!!?
    きっと来ちゃうのこれ!!?
    フフフ※$#ン~っちゃうのこれ!!?
    頼む!!通り過ぎてくれ!!!
    そのままいなくなってくれ!!


    「カチャン・・・、カチャン・・・、カチャン・・・」


    おいおいおいおいおいおいおい!!!
    入ってきてるじゃねぇーか!!
    トイレに入ってきやがったよおい!!

    もうガクブルっすよ!
    恐怖で ((( ;゚Д゚))) こんな顔になってたと思う。
    ついさっきまでウンコした解放感で (*´Д`)=3 みたいな顔だったのにね。


    「カチャン・・・、カチャン・・・、カチャン・・・」


    距離は益々近くなる。

    何だよこれ!!
    何でこっちに来てんだよ!!
    何で一直線に管理人さんの所へやって来てんだよ!!

    もうこれ絶対幽霊じゃん!!
    幽霊しか考えられないじゃん!!
    管理人さんの命を取りに来てるじゃん!!
    呪い殺す気満々じゃん!!

    どうすんだよマジで!!
    逃げ場がねぇーよ!!
    チョバキュー(超万事休すの略)だよ!!

    正直ね、身体が良好な状態であればこんなもん恐れるに足らないんですよ。
    自分はある程度運動能力に優れていて、中学二年生の時なんて近所のダイエーで他校の不良にカツアゲされそうになったんですけど、猛ダッシュかましてマッハ3くらいの速さで逃げ切ってやりましたから、一緒にいた友人の井野君を見捨てて一人でエスケープしましたから、なので幽霊が襲ってきても逃げ切る自信はあるんです。

    しかしですね、今は手術後間もなくて左足は自力で動かす事すら困難な状態なんです。
    おまけに、ウンコの途中でケツが丸出しですから、襲われたらどう考えたって逃げられっこないんです。
    ケツから尻尾みたいなのが出ちゃってるし。

    尻尾を巻いて逃げる事も叶わない。

    って!!うまい事言ってんじゃねぇーよ!!!
    何深夜のトイレで「尻尾を巻いて逃げる事も叶わない。」とかカッコつけて言っちゃってんの!!
    お前、今の危機的状況分かってんの!?
    バカなのお前!?
    ホント死ねばいいのに!!

    っていうか、このままだと冗談抜きでホントに死んじゃうんですけど!!
    もうトイレの中まで入って来ちゃってるんですけど!!
    絶対絶命じゃねぇーか!!
    中村さん(夜勤の看護師さん)助けてくれ!!!

    しかし、助けを求める祈りは恐怖にかき消されていった。
    物々しい気配を漂わせ、奇怪な音はさらに迫ってくる。


    「カチャン・・・、カチャン・・・、カチャン・・・」


    とうとう自分の入っている個室の外までやって来てしまった。


    すると、


    シーーーーーン


    ・・・


    ・・・


    ・・・


    音がしなくなった!
    いなくなったのか?
    息を殺してしばらく様子を伺ってみる。


    ・・・


    ・・・


    「バタンッ!!!!!」


    やべぇーーー!!!!
    そこにいる!!!!
    直ぐそこにいる!!!!
    隣のドアおもいっきり開けてやがる!!!!
    これもう死亡フラグじゃねぇーか!!!!

    よく学校の怪談とか怖い話で、幽霊に追いかけられるとトイレに逃げ込むじゃないですか。
    で、幽霊がトイレのドアを一つ一つ順番に開けていって、次は自分の所だ大ピーンチみたいなやつがあるじゃないですか。
    完全にその状況なんですよ!

    もう心臓がバクバク言って失神しそうなんですけど!!
    これって最後に幽霊がドアの上から顔だけ出して覗いてくるパターンですよね!!
    絶対逃げられないやつですよね!!
    袋のネズミじゃねぇーかチュ~!!

    もうダメだ、終わったわ。
    皆さんさようなら。
    管理人さんはここで呪い殺されます。
    為す術もない。
    もう煮るなり焼くなり好きにするナリ織田信成。

    悪ふざけで心霊スポットなんて行くものじゃないな。
    ウンコの途中で殺されるというのだけが心残りで、それこそ汚点になってしまうのだけれど仕方がない。
    あとあまり関係ないけど、小林君5000円借りっぱなしですまん。

    いや待て!!
    諦めるのはまだ早い!
    ナースコールだ!
    ナースコールを押そう!
    病棟のトイレってナースコールが設置されているんです。
    ケツ丸出しで恥ずかしいけど看護師さんを呼ぼう!
    それしかない!!
    とにかく今はこの閉鎖されたキリングフィールドから生還する事だけを考えるんだ!!

    とまあ、ナースコールを押して救援を待っていたわけなんですけど、そしたらですね隣の個室から、


    「ブリリリリリリリブピーーー!!」


    とか汚ぇ音が聞こえてきやがったんですわ。
    ブリリリリって何だよ。

    なんか「カチャンカチャン」言ってたのは松葉杖ついた人がウンコしにやって来ただけみたいでした。

    テメェーふざけんじゃねぇーぞ!!!
    脅かすんじゃねぇーよ!!!
    呪い殺すぞハゲーー!!!
    もう恐怖でウンコ漏らしそうになったじゃねぇーか!!!


    結局のところ、怪奇現象なんて精神作用による思い込みなのだと思う。
    管理人さんが吹上トンネルを訪れた後に体験した怪奇現象にしても、家具がギシギシきしむのは室内の気温や湿度の変化が原因だろうし、マックで管理人さんの背後をジーっと見つめていた子供も壁に張ってあるポスターでも見ていたのだろう。
    誰もいないのに夜中に点灯する玄関の照明も、空気の流れや家電などから発せられる電磁波でセンサーが誤作動したのだろう。
    心霊写真も陰影や物が人の顔のようになっているだけで、観測者の捉え方次第で色々な物に都合よく見えてしまうと思う。
    トンネルを訪れた後に怪我をしたのだって単なる偶然で、それを後から奇怪な噂に当てはめているだけだ。

    冷静に考えてみたら全て理屈で説明がつく。
    自分はなぜこんなにも不安を感じ恐怖にのみ込まれそうになってしまったのだろうか。
    脅えて損したぜ。

    と、安堵して笑みを浮かべていたら、外から「開けますよー。」という声が聞こえて、返事をする間もなく「バタン!」とドアが開きました。

    ナースコール押したのすっかり忘れてたわ。

    中村さん、すげぇー微妙な顔になってた。
    ただの変態だと思われたわ。
    野武士みたいな男が深夜のトイレでケツ丸出しで満面の笑みを浮かべているのだから仕方がない。

    深夜のトイレに幽霊はやって来ないけど中村さんはやって来る。

    今すぐ尻尾を巻いて逃げ出したい。


    yasumi20170825.jpg

    ドゥブドゥブパー♪ドゥブドゥブパー♪

    管理人は就寝♪ドゥブドゥブパー♪

    写真を発信♪ドゥブドゥブパー♪

    そして更新は休止ん、Yeah!♪



    お前何いきなりラップなんて歌ってるんだよ、しかも最後の休止んって何だよ休止んって!無理やり入れてんじゃねぇーよハゲ!って話なんですけど、諸事情によりしばらくブログをお休みします。

    ←の「管理人から一言」は今まで通り更新していきますドゥブドゥブパー。


    カブトゴリ


    天然のウナギを釣って食べてみたい。


    ウナギってもともと美味しい魚なので、それを自分で釣って蒲焼にしたら超絶美味しいと思うんですよね。
    今大流行している一番面白い言葉で表すとしたら「まいう~」だと思うんです。

    これはもう釣竿持って突撃するっきゃない!

    ただ、海や川での釣り経験がそこそこある管理人さんも、ウナギ釣りについては素人です。
    捌くにしても普通の魚のように簡単にはいかないでしょうね。

    なので、いきなりフィールドに出るのではなく、まずはウナギの生態や捌き方を学ぶところから始めようと思います。

    で、知識を得るところから始めるんですけど、今って何でもネットで情報を得られるじゃないですか。
    コレしょっちゅうブログで書いているような気がするんですけど、ネットで得られる情報って事実と乖離していて誤りが非常に多いんです。
    だって書いている人がそれと全く関わりの無い人なんだもん。

    やっぱりね、知識や情報というのはその世界で実際に仕事をしている人から直接お話を伺って得るというのが鉄則なんです。
    自分は遊びでも仕事でもこれを心掛けています。

    なので、今回は料理のプロからウナギについて学んでみる事にしました。


    という事で、自宅から車で30分。

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    やって来たのはウナギ屋さん。
    このお店はお客さんの目の前でウナギを捌いてくれるんです。

    それでは早速入ってみヨーカドー。

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    店内は外観からは予想もつかないくらいアットホームな感じでした。
    鉛筆サイズのカワイイウナギがお出迎え。
    これは食用ではなく、おやっさんが飼育しているウナギです。

    糸ミミズしか食べないので4年でもこのサイズにしかならないそうです。
    養殖のウナギはエサを大量に与えるので、稚魚から1年で出荷サイズに成長するのだとか。

    注文をすると、おやっさんがウナギを捌く準備を始めます。

    包丁が独特な形状をしているのに気が付きました。
    何コレ!
    ファイナルファンタジー7のバスターソードみたいで超カッコイイんですけど!

    unagi002.jpg

    こんな感じ。

    質問してみたところ、包丁を見せながらとても丁寧に説明してくれました。

    ウナギ包丁は切先が日本刀みたいになっています。
    ただ、日本刀はカーブしているのに対しウナギ包丁はストレートでした。
    これはタントーナイフの形状に似ていますね。
    研ぎは片面で一般的な和包丁と同じです。

    そして、いよいよウナギを捌きます。

    まずは包丁で軽くウナギの頸椎をシメて、それから目打ちをしてまな板に固定します。
    で、頭の下あたりに刃を水平に入れて、尻尾の方まで身を裂くように切っていきます。
    この時「ビビビビビ!」という小骨が断たれる音が出ていました。

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    これ、おやっさんは包丁を滑らすように簡単にやっているけど、実際はとても難しいと思います。
    音が一定間隔で出ているという事は、刃が同じ速度でスムーズに身と骨を裂いているという事ですからね。

    あと、背ビレの切り落とし方が印象的で、まな板の角に身を当てて切り込みを入れてから断っていました。
    とても勉強になります。

    こうして捌かれた身はとても綺麗に仕上がっていました。

    いやもうね、これこそ正に職人技ですよ!

    管理人さん、こんな華麗な捌き方絶対出来ねぇーよ。
    まだ釣ってないけど、いきなり壁にぶち当たったわ。

    ちなみに、ウナギは関東だと背開きで捌くのが鉄則だそうです。
    お腹側を開くのは切腹を連想させて縁起が悪いのだとか。

    そして、いよいよ調理になります。
    まあ職人さんの調理法をネット上で公開するわけにはいかないので、これは省略させて頂きます。
    蒸し時間と焼きの時間の割合が肝なのだと思います。

    蒸している間にウナギについて色々とお話を伺いました。

    ウナギは生命力がとても強いそうです。

    確かに、10分以上前に捌いたやつの頭がまだ動いてるんですけど。
    どんだけ生命力強いんだよ!

    たまに水槽で飼っているウナギが脱走して一晩床に転がっている事もあるらしいけど、水に入れると直ぐ元気になるそうです。
    ウナギは2日くらい水から出ても生きられるのだとか。
    おやっさんが言うには、下手な水に入れておくよりも水から出しておいた方が酸欠にならず長生きするとのこと。

    なるほど!
    酸素に敏感という事ですね。
    という事は、溶存酸素量の多い場所にウナギが多く潜んでいると考えられますね。
    釣りをするならば、急流や堰の下流側、用水路の流れ込みなど、水がかき回される場所の近くが狙い目でしょうか。
    いずれにしても、夏場の海はプランクトンが増えて溶存酸素量の低下する日が多くなるので、汽水域よりも上を狙った方が良さそうです。

    そんな事を考えながらお話を伺っていたら、うな重が出来上がりました。

    IMG_20170629_153234.jpg
    ふわとろな身でとても美味しいです!
    タレが効き過ぎていないので、ウナギそのものの味が活きています!

    十分に蒸す事で身が柔らかくなるのでしょうね。
    もしかしたら、この工程が一番重要なのかもしれません。

    とまあ、ウナギの生態から調理までとても参考になりました。
    やはりプロフェッショナルの仕事をこの目で見るというのは勉強になりますね。

    おやっさん、ありがとうございました。


    さあ、お次はいよいよ釣行です。

    ウナギが釣れそうなポイントの条件を自分なりに考えてみると、

    1、溶存酸素量が多い
    2、川底が砂や泥
    3、エサとなるエビや小魚が多い

    この三点でしょうか。

    1はおやっさんの話から、2は自分の釣りの経験上、底に着く魚は川底が石の場所よりも砂や泥の方が釣果が良いからです。
    そして、エサが豊富な場所を狙うというのはどの釣りでも共通。

    で、グーグルマップの航空写真で何ヶ所か候補を選び、あとは実際に現地に行って川の流れや地形を見てから竿を出す場所を決めます。

    ちなみに、ウナギは条例に違反する漁具を使用したり禁止区域で捕ったりしなければ、他の魚と同様に問題はありません。
    ※内容は河川を管理している県や漁協によって異なり、遊漁券が必要になる場合もあります


    という事で、やって来ました。

    DSCN3880.jpg
    関東のとある河川。

    夏場は草木が生い茂っているので移動するのも一苦労。

    やっとこさ河辺まで出たと思ったら、航空写真で目星を付けていたポイントが増水で潰れていました。
    いきなり出鼻をくじかれるという残念な状況。
    やっぱり実際に見てみないとどうなっているか分からないな。

    DSCN3882.jpg
    ウナギの居そうな場所を探して歩き回っていたらすっかり暗くなってしまいました。

    ようやく良さそうな場所を発見。

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    サラサラとした砂場。
    酸素もあり生き物にとって環境が良いと考えられますね。

    水の方は豪雨の翌日なので濁りが強いです。
    これが吉と出てくれるか。
    ウナギ釣りは雨の翌日が好機と言われているけど、こればかりは実際に釣行を繰り返してみないとどうなのか分かりません。
    まあナマズは雨の翌日のが多少釣れるけど。

    期待に胸を膨らませながら早速準備です。
    仕掛けは複雑にならないようシンプルに組みました。
    詳しくは秘密だけど、針に多少の遊びが出るようにしています。
    まあ自分なりに色々と考えて組んでみたものの、エサ釣りって魚が居ればどんな仕掛けでも大抵は食い付いてくるんですよね。
    ウナギ釣りは川底を這わせる釣りなので、食わせる事よりも根掛かりを回避出来るかという事の方が重要だと思います。

    DSCN3899.jpg
    エサはドバミミズを使います。
    太さは鉛筆くらいあり、一般的なエサ用のミミズよりも太いです。


    それでは、プレイボール!
    早速第一投。

    糸を巻くとオモリが底を打つコツコツという感触が伝わってきます。
    という事は、底に石が転がっているという事ですね。
    川底の様子をイメージしながら、ウナギの着いていそうな場所を探っていきます。

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    理想の場所を見つけたら仕掛けを沈めたまま竿を放置。

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    竿先には鈴を付けているので魚がヒットすれば音で知らせてくれます。

    DSCN3892.jpg
    あとは真っ暗な川を眺めながらウナギがヒットするのを待ち続けます。

    ウナギの価格は年々上昇し、稚魚であるシラスウナギはキロ300万円で取引されていた事もありました。
    そのため、シラスウナギは「白いダイヤ」とも呼ばれています。
    その白いダイヤの成魚がこんな川で釣れるのか。

    で、少し経ってエサが取られていないか確認するために仕掛けを引き上げようとしたんですけど、そしたらですね、何か手応えがあるんですよ。

    藻が絡まったかな???

    いや、なんか掛かってる、引いてる、引いてるよコレ!

    ちょっ!!待っ!!

    ウナギじゃねぇーか!!
    お願い!!嘘だと言って~~!!

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    釣れた!!本当に釣れちゃったよオイ!!
    38cmのウナギ。
    天然ものは背中の色が茶色だったり緑がかっているのが特徴です。

    いやもうね、拍子抜けですよ。
    開始20分ですからね。
    釣れるにしても、もっとこう、フナとかナマズとかスタンダードなやつが釣れてからだと思っていましたから。

    ただ、38cmは食べるのには少し小さいですね。
    40cm以上が釣れたらキープしようと決めていたので、残念だけどこのウナギはリリースです。

    せめて写真は沢山撮っておこうと思ってウナギの身体に着いた泥を流そうとしたら、その時に手からヌルっと抜けて逃げられました。
    自分は何をやるにもこういうところの詰めが甘い。

    この後、場所を移動。

    DSCN3962.jpg
    月が明るい。

    DSCN3949.jpg
    次は深場を攻めてみます。

    DSCN4034.jpg
    岸際にはウナギのエサになるテナガエビが沢山いました。
    こちらも環境が良さそうです。

    再び仕掛けを投入。

    DSCN3951.jpg
    スマートフォンで本を読みながらウナギがヒットするのを待ちます。

    しばらくして糸の張り具合を確認してみると手応えアリ!
    ヒットです!

    何が掛かっているのか!?
    エサ釣りは巻き上げている時が一番楽しいぜ!

    DSCN3944.jpg
    やりました、サイズアップの41cmです!
    長さはそこまで差が無くても太さが全然違いますね。
    これはキープです。

    続いてこんなサイズも。

    DSCN3954.jpg

    DSCN3960.jpg
    ヘビみたいでカワイイですね。
    これはリリース。

    釣りはこれで終了です。
    なんとか蒲焼に出来そうなサイズを確保出来ました。


    自宅に戻ったらエアーポンプ(ブクブク)を入れてしばらく泳がせておきます。

    DSCN3976.jpg
    これはコイやフナなどの淡水魚で行わる「泥抜き」という工程です。
    臭みを消すためのものですが、やってもあまり効果がないという意見もあります。


    そして、調理の日。

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    普段使っているまな板では短過ぎるので、ホームセンターで60cmの板を買っておきました。
    おやっさんが捌いている時、かなり力を使っているように見えたので、まな板が横に滑ってしまわぬよう念のためクランプで固定しました。
    まあここまでガッチリやる必要はないと思うけど。
    ちなみに、キッチンでは固定する場所を確保出来なかったのでリビングのテーブルを使用しています。

    まずは目打ち。

    ウナギの力って想像以上に強いんですよね。
    40cmクラスでも押さえつけるのにかなり苦戦します。

    DSCN4000.jpg
    やっとこさ打てたと思ったら上下が反対です。
    あまりの暴れっぷりだったので撮るまで気が付きませんでした。

    ウナギの向きを直して、おやっさんがやっていたのと同じ手順で包丁を入れていきます。
    いやもうね、これが全然思うようにいかないんですよ。
    おやっさんは包丁を水平に滑らすように捌いていたんですけど、骨が硬くてなかなか刃が進んでいかないんです。

    DSCN4001.jpg
    しかし、実際に職人さんの捌き方を見ているので、なんとかここまで捌けました。
    自分の技量ではこれが精一杯です。

    次は蒸しの工程です。

    蒸し器がないのでフライパンを工夫して使います。

    DSCN4003.jpg
    まずはウナギをアルミホイルで包みます。
    ※写真は包む前

    ホイル焼きのように全て閉じずに上部は開いておきます。
    フライパンに水を張り、ウナギを包んだアルミホイルを船のように浮かべ、この状態でフライパンにフタをすれば蒸し器の出来上がり。
    まあ、専用の底に敷く網みたいなやつを使うのがベストかも。

    待つ事数分。

    DSCN4004.jpg
    白く蒸し上がりました。
    なんか身がすげぇー小さくなってるんですけど!

    そして、いよいよ焼きの工程です。

    DSCN4010.jpg
    タレは市販のものを使用します。
    なんかチープに感じますね。

    DSCN4013.jpg
    身にたっぷりと付けていきます。

    そして炉端焼き器へ。

    DSCN4018.jpg
    昔、焼き鳥をするために買いましたが、一回使用してそれっきりでした。
    炎を直接当てず遠赤外線で焼くので美味しく仕上がります。

    タレを付けて焼いての繰り返し。

    DSCN4022.jpg
    身がどんどん小さくなっていっているような気が。

    DSCN4025.jpg
    良い色になってきましたね!

    そしてついに完成です!

    DSCN4033.jpg
    天然ウナギの蒲焼きです!

    それでは、早速食べてみましょう。

    お味の方は・・・

    いやもうね、想像していた以上に成功していて驚きましたよ!
    ここまで美味しく仕上がるとは思っていませんでした。
    身も皮もふっくら柔らかくタレとの相性が抜群です。
    臭みなど余計な味も一切なくウナギそのものです。

    これって天ぷらやカラ揚げにしても美味しいかもしれません。
    自分で釣って捌けば色々な料理にチャレンジ出来ますね!


    という事で、ウナギを釣って食べてみよう計画は大成功となりました。


    そして、数日後。

    すっかりウナギにハマってしまった管理人さん。
    ウナギを求めて再び釣りに行きました。

    しかし、この日は予想に反して一匹も釣れずに納竿となりました。

    やっぱりそう簡単には釣れないな。

    どうやら、釣果はウナギ上りというわけにはいかないようです。


    窓の向こう側には深淵が広がっていた。
    それを覗いた時、確かにこの世は一瞬静止した。


    まあ、お前何カッコつけて文学賞を狙ってますみたいな書き方してんだよハゲって話なんですけど、いやもうね本当にビックリなんですよ。
    どれくらいビックリかというと、インド人もビックリして失神しちゃうくらいのレベル。

    この「インド人もビックリ」というフレーズはカレーのCMが由来らしいです。
    いや、そんな事はどーでもいいんですよ。
    インド人もカレーも、今回の話には全く関係ないですしナマステ~。


    自分の住んでいるマンションって、建物が密集している場所に建っているから裏のマンションと目と鼻の先という距離なんですよ。
    で、自分は角部屋なので北側に小窓があるんですけど、その小窓から外を見ると裏のマンションのバルコニーとリビングが丸見えという状況なんです。

    そして、先日の事なんですけど、その日もロクに仕事をせずに1日が終わって眠りにつこうとしていましてね。

    そしたら、外から「あ・・・!・・・ヴァ!う・・・!」とか、声が聞こえてくるんですよ。
    これが結構デカイ声で、話し声とも違うものでして。

    何だか分からないけど、そのうち静かになるだろうと思ってそのまま眠ろうとしたんですけど、これが全く収まらない。
    むしろ次第に強くなっていっている気がするんです。

    「ああ・・・!!・・・ヴァー!!ぐっ・・・!!」

    これ、誰かがうめき声を上げているのではないだろうか。
    もしかしたら何かの事件かもしれません。
    だとしたら傷害事件という事も考えられる。

    こんな状況じゃ、おちおち眠りになんてつけやしない。
    時刻は深夜の2時です。
    一体何が起こっているというんだ!
    事件なのか!!?

    そう思ったので、窓を開けて外を確認してみたんです。
    そしたらもうね、目を疑いましたよ。

    オーーマイゴーーーッド!!!

    裏のマンションの住人がリビングでおもいっきしセクロスしとるんですよ!
    もう窓全開で立ちバックしとりましたからね!
    さっき事件かもしれないって思ったけど、これはもうある意味大事件ですよ!
    信じられない光景だわ!

    あのですね、これだけはハッキリ言っておきますけど、自分もセクロスとかこういった下劣な事は書きたくないんです。
    それにこういう事をネタにするとコメント欄に、「管理人さん、失望しました」とか「死んで下さい」とか「帰れハゲ」と、誹謗中傷を書き込まれてしまうと思うんです。
    挙句の果てに、「だからお前は上司の送別会に呼ばれないんだよ。」と、わりと本気で気にしている事まで書き込まれてしまうかもしれないんです。

    ていうか、何で送別会の事知ってんだよ!
    送別会の事だけは言うんじゃねぇー!
    皆で感謝の気持ちを込めて色紙にお別れのメッセージを書いてプレゼントしよう!ってなって、その色紙が管理人さんのところにだけ回ってこなかったとか絶対に言うんじゃねぇーー!!

    って、全部自分でバラしてるじゃねぇーーか!!

    まあとにかくですね、あまり下劣な事は書きたくはないんですけど、ブログというのは日々の出来事を書くためのツールじゃないですか。
    だからこのまま書き続けますよ。

    で、話を戻すと、窓を開けたら裏のマンションの住人がおもいっきしセクロスしていて、それをダイレクトに目撃してしまったんです。

    もう女性の方と3秒くらい目が合いましたからね。
    なんかこの世の全てが止まったような気がした。

    直後、カーテンを「シャッ!」て勢いよく閉められました。

    でね、本題はここからなんですよ。
    カーテンを閉めるのなら窓も同時に閉めてくれよって話なんです。

    というのも、その後もセクロスが続くものだから「イヤ~ン、ア~ン、ダメ~ン。」とか声が漏れてきてすげぇーうるさいんです。
    しかも、それが1日では飽きたらず、週3くらいのペースで行われとるんです。
    もううるさくて眠れやしない。

    いやね、別にセクロスするのが悪いとは言っていないんです。
    むしろ少子化に歯止めをかけるためにどんどんやってほしいとすら自分は思っていますから。

    真面目な話、少子化って深刻な問題なんです。
    出生率が低いという事は、数十年後の労働力も低くなるという事ですからね。

    対策案はいくつかあるけど、外国人労働者を増やすというのは根本的な解決には繋がらないし、何よりリスクが山積しているというのが事実。
    ロボットによる生産の自動化にしたって、全ての業種をカバー出来るわけではないのでオートメーションには限界があるんです。

    近い将来、働く人間が減少して労働力が低下すれば、必然的に経済にはマイナスの影響が出てくる。

    そして、経済が低迷するという事はですね、そのまま国力も低下してしまうという事なんですよ。
    そうなれば外交で優位に立てず不利な条件を強いられてしまう事だってあるはずです。

    一つ例を挙げるとすれば、成功した中国と失敗したロシア。
    経済力が国力に直結するというのは、誰がどう反論しようが歴史がそれを証明しているんです。

    そもそも、かつての日本もそうでした。
    アジア極東の島国が高度経済成長によってGDP世界2位にまで登りつめて国際的な地位を築き、豊かな生活を手に入れたんです。
    高度経済成長は、戦後の混乱期に行われた財閥の解体や公職追放による世代交代で官民の中枢が若返り、それが布石となった事も要因の一つであると考えられます。

    やはり、労働力というのは国力の源になっているので、少子化で新世代の労働力が低下してしまうというのは、長期的な視野で考えると自分たちの生活に関わるとても深刻な問題なんです。
    決して他人事ではありません。

    えっ!!?
    お前、セクロスの話からこんな真面目な事を語っちゃうの!!?
    さっきまで立ちバックとか最低な事を書いてたのに!!?
    こいつホント死ねばいいのに!!

    バカかお前は!!このハゲーーー!!!

    うるせぇー!!まだハゲてねぇーよ!!!

    とにかくですね、窓を閉めて声が漏れないようにしてくれるのであればいくらでも自由にセクロスしてほしい。
    もう立ちバックだろうと何だろうと、ボリショイサーカスの空中ブランコみたいなアクロバティックな体勢だろうと、どんな体位でやっても全く構いませんよ。
    もう毎日でもやってほしい。
    そして、野球チームが作れるくらい子宝に恵まれてほしい。
    阿部みたいにホームランも量産出来る攻守に優れたキャッチャーを生んでほしい。

    しかしですね、ここは野球場じゃないんだから大きな声が漏れて迷惑にならぬ様、せめて窓は閉めてくれと。

    1日くらいなら我慢出来るけど、頻繁にされるのは困るんです。
    もう毎日のように「イヤ~ン、ア~ン、ダメ~ン。」ですからね。
    こっちの窓を閉めても人の声って結構入ってくるんです。
    これじゃうるさくて眠れやしない。
    「イヤ~ン」なのはこっちの方だよ!

    隣のマンションだったら大家さんと知り合いだから注意するよう促す事が出来るんですけど、裏のマンションはおそらく大家が住んでいたり管理者が常駐している物件ではないと思うんですよね。

    という事で、何とか直接注意をしたいんですけど、状況が状況だけにどうやって注意すれば良いのか分からんのです。

    そもそも、自分は職場の休憩所で知り合った藤ヶ谷君と雑談をしている時に、「管理人さん、○○部の日原さんってヅラって噂があるんですけど本当ですか?」と言われて、「それは俺の上司だよ!!」とたった一言の注意すらも出来ない人間ですから、「イヤ~ン、ア~ン、ダメ~ン。」とか言ってセクロスしている男女にいきなり「うるさいんで窓を閉めて下さい。」と注意するというのは、いくら何でもハードルが高過ぎるんです。
    もうハードルがエベレストの山頂に設置されてるようなものですよ!
    こんな高ぇーの飛べるわけねーじゃねぇーか!

    で、ちょっと思ったんです。
    仮にですけど、ハードルを飛び越えて注意したとしましょうよ。
    しかし、声を出したところで相手はこちらに気が付くのか?と。
    もし気が付いたとして、素直に窓を閉めてくれるのか?と。
    この点が疑問になってくるわけです。

    何でもそうですけど、迷惑行為をする人間って周囲がいくら注意をしても殆どの場合やめないじゃないですか。
    それどころか、ムキになって益々エスカレートしまう事もあるじゃないですか。

    中学生の時、不良グループの間でゲームボーイが流行った事がありましてね。
    その不良グループに小柳君というのがいて、彼は授業中にいつもゲームボーイをしていたんです。
    先生がいくら注意しても全く改心せず、日に日にエスカレートしていきました。

    で、自分はそんなに面白いソフトがあるのか!?と気になったので、ゲームボーイを見せてもらって差さっているソフトを確認したんです。
    そしたらもうね、目を疑いましたよ。

    「ヨッシーのたまご」とか書いてあるんですよ。

    おもいっきりクソゲーじゃねぇーか!!
    しかもコレ自分たちの世代よりかなり昔のやつですからね!
    お前コレ兄貴のお下がりだろ!
    バカか!!よくこんなクソみたいなゲームを何時間もやってられるよな!!

    つまりですね、小柳君はゲームをやりたかったのではなくて、先生に従うのが嫌でムキになって反抗していただけなんです。

    なので、そう考えるとセクロスしてる住人に注意をしたところで、問題が解決するとは限らないんです。

    そこで、一つ思い付いたんですけど、「北風と太陽」ってあるじゃないですか。
    北風と太陽が力比べをして旅人の上着を脱がそうとするやつ。

    これに倣って考えてみると、いくらこちらが「窓を閉めてくれ」と強引に頼んだところで、閉めてはくれないんです。
    相手が自らの意思で進んで窓を閉めるようにしなくてはなりません。
    つまりですね、相手が窓を閉めたくなるような状況を作ってやれば良いのです。

    そして、自分はある結論に達しました。

    「こちらからも迷惑な音を出せば相手は窓を閉めるはずだ。」

    もうこれしかない。
    そうと決まれば早速行動開始です。
    ガツンとかましてやりましょう!

    で、騒音はどうしようかって事になるんですけど、騒音と言ったら真っ先にこのお方が思い浮かびました。





    猛烈なキャラクターで一世を風靡し、今やレジェンドともなっている「騒音おばさん」です。

    この騒音おばさんは毎朝大音量でラジカセを鳴らしながらハイテンションで布団を叩きまくり、「引っ越ーしー!!引っ越ーしー!!さっさと引っ越ーしー!!!シバくぞ!!!」という怒号をまき散らしました。
    周辺の住民は耐えられなくなって引っ越してしまったそうです。


    で、自分は音楽を聴くためにデスクトップにオーディオを組んでいるので、パソコンにプリメインアンプとスピーカーを繋いでいましてね。
    You Tubeにアップされている騒音おばさんの「引っ越ーしー!!引っ越ーしー!!さっさと引っ越ーしー!!!シバくぞ!!!」を大音量で流す事が出来るんです。

    言わば、自分は騒音おばさんという最強の召喚獣をいつでも呼び出せるようなものなのです。
    いやまあ、引っ越しというか窓を閉めてくれるだけで良いんですけどね。

    早速ボリュームを上げて窓を全開にしてスタンバイ。

    セクロスしている住人に騒音おばさんのエキセントリックな怒号をかましてやりましょう!

    そして、再生です!

    さあ、くらえ!

    「引っ越ーしー!!引っ越ーしー!!さっさと引っ越ーしー!!!シバくぞ!!!」

    騒音おばさんの無慈悲な怒号がこだまする。
    すげぇー破壊力だ!

    「引っ越ーしー!!引っ越ーしー!!さっさと引っ越ーしー!!!シバくぞ!!!」

    もうこっちの頭がおかしくなりそうです!

    「引っ越ーしー!!引っ越ーしー!!さっさと引っ越ーしー!!!シバくぞ!!!」


    こんな戦いが連日繰り広げられ、裏のマンションはようやく静かになりました。

    いやー良かった良かった。
    意外と長い戦いでしたが、これで万事解決です。
    安眠を勝ち取りました。
    管理人さんの大勝利。

    それ以降、自分はゆっくりと眠りにつけるようになりました。


    それから数日後。

    その日は休日だったので、ロッテ対オリックスなんていうどうでもいい野球中継を見ながら時間を無駄に消費していたんです。

    そしたら、「ピンポーン」とチャイムが鳴りましてね。
    なんじゃらほいと思ってドアを開けたら、オリックスのT-岡田みたいな、長距離砲みたいな体格をした強面の男が仁王立ちしとるんですよ。

    話を聞いてみると、裏のマンションの管理会社の人みたいでしてね。
    最近、悪質な騒音による苦情が複数寄せられているらしい。

    あっ!ヤベェー。
    深夜に騒音おばさんの「さっさと引っ越ーしー!!!シバくぞ!!!」を流したからだ・・・。
    チョ、チョバキュー!
    ※超万事休すの略

    違うんですよ!
    いや、それは事実なんですけど違うんですよ!
    自分も気が動転してしまい、弁解したつもりが「深夜に立ちバックで」とか「北風と太陽で窓を閉めようとした」とか要領を得ない意味不明な事を言っていました。

    で、弁解も空しく、夜間は周辺住民へ迷惑にならぬよう十分に配慮しろとこっ酷く叱られました。

    なんか最初は平静に注意されたけど、だんだんヒートアップして最後の方はそれこそ騒音おばさんみたいにハイテンションになってた。

    そして、「次第によっては警察に相談させて頂きます!」という警告までされてしまい、すっかり怯んでしまった自分は「イヤ~ン、ア~ン、ダメ~ン。」と必死に許しを請うのでした。 

    こりゃあ、さっさと引っ越さないとシバかれるかもしれないな。

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