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    人は己の気付かぬところで罪を犯している。

    結局、人間なんてものは不完全で何かしらの罪を犯してしまっているのです。

    例えば、喫煙をしている人間は周囲に与える不快さを理解する事は出来ないでしょうし、それが路上であれば路上喫煙禁止条例に違反する事になります。
    そのような事をせず誠実に生きている人間でも、ゴミを指定日の前夜に出すという日常の何でもない行為が廃棄物処理法に抵触してしまったりもします。
    些細な事ですが前夜に出されたゴミを不快に思う人だっているかもしれません。

    では、このブログはどうだろうか。
    己の気付かぬところで他者を傷つけたり不快にさせる事を書いてしまっているのではないだろうか。
    いや、気付かないどころか心当たりが有り過ぎて死にたくなりました。
    昔職場にいた後輩の女の子を実名を出してブスとか酷い事を書き込んでいるじゃねぇーか!!
    むしろ気付かないで書いていたら、それはそれで問題ですよ!!

    まあ、この程度の罪であれば良いのですが、いや、良くありませんよ!!
    バカ!!カス!!愚鈍!!
    自分は昔、見つかって逮捕されたら洒落では済まされない重罪を犯してしまいそうになった事がありました。

    以前住んでいた場所での出来事なのですが、自分の車を停めている駐車場が小学校の隣にあったんですよ。
    特にやる事もないので、平日の昼間から車をいじっていたら帰宅途中の5~6年生くらいの男の子に声を掛けられましてね。
    「お兄ちゃん、何でいつも昼間からこんなところで車いじってんの?」
    子供は平気で酷い事を言う。
    話しをしてみると、この子は車がとても好きなようで小学生とは思えない程の知識を持っていました。
    車内のボタンにも興味津々で、「これは何?押してもいい?」とか言って、こちらが答える前に勝手に押しまくりやがるんですよ。
    そして、「この車に乗ってみたい!!」とか言いやがるんですよこのクソガキは。
    まあ自分も助手席に乗せて近くを一周するくらいなら良いだろうとも思ったのですが、直ぐにいやちょっと待てよ!と思い留まりました。
    たまにニュースでロリコンの変態野郎が小学生を連れ回して逮捕されていたりするじゃないですか。
    なのでこの状況って、この男の子から車に乗せてくれと頼まれていても誘拐になってしまうのではないか。
    もうこれって確実に逮捕されるパターンじゃないですか!
    ニュースになって、〇〇(このブログの管理人)容疑者は男児に車に乗せてくれと頼まれた・・・などと意味不明な事を供述し、のパターンじゃないですか!!
    そして近所のババアがインタビューされて「普段はおとなしくてこんな事をする人には見えなかったんですけどねー」とか定型文のコメントを言うに決まっているんですよ!
    「あとそういえば、いつも壁にボールを投げて一人でキャッチボールをしていたわねー」とか、「いつも同じトレーナーを着ていたわねー」とか、「人生オワタ\(^o^)/とか言っていたわねー」、とか言うのですよ。
    うるせぇー、クソババア!!余計な事言ってんじゃねぇー!!

    なので車には乗せる事は出来ないとはっきり断ったのですが、その子は「乗せて乗せて乗せて乗せて乗せて乗せて!!!!」と言ってしつこいんですよ。
    お前上級生だろ!!
    駄々をこねるんじゃない!!
    そう思いながら、「やだやだやだやだやだやだやだやだ!!!!」と幼稚園児みたいに駄々をこねたらその子は「バカッ!!」と一言だけ言い残して去って行きました。
    子供は本当に酷い事を言う。
    小学生にも嫌われてしまいました。
    「にも」ってなんだよ!!「にも」って!!

    あの時、もし自分が気付かずにこの男の子を車に乗せてしまっていたら、とても大きな罪に問われていたかもしれません。

    人は己の気付かぬところで罪を犯してしまう。
    言い換えれば、気付かぬ事自体が罪になるのです。

    自分が子供の頃は夜間自転車に乗る時にライトを点灯している人なんていなかったのですが、現在では殆んどの人が点灯して走っています。
    これは警察の指導やライトが省電力のLEDになってペダルが重たくならなくなったというのもあると思いますが、自転車に乗る人の意識が変わってきた事の表れなのではないでしょうか。
    夜間に無灯火で自転車に乗る事は違法行為だと気付き意識し始めた結果だと思うのです。

    罪を犯さぬよう意識する事はとても重要なのです。

    そして自分も最近になって、罪を犯しているのではないかと気付き意識し始めた事があります。
    外出して家に帰ってくると何だか自分の家が臭く感じるんですよ。
    この匂いというのは生ゴミとかそういったものではなく、生活臭というか何というか家の匂いなんですよね。
    どのように表現したらよいのか分からないのですが、職場なり学校なりに大抵一人くらい家臭い人間っていないですか?

    自分の場合は小学校の頃、同じクラスに久保君というなんかいつも線香というか御香みたいな匂いのする毎日がお葬式みたいな子がいたんですよ。
    ある日の放課後に久保君の家に遊びに行ったのですが、ドアを開けた瞬間からもうすげぇ臭いんですよ。
    よく臭い事を表現する時に「鼻が曲がる」と言ったりしますが、もう久保君の家は鼻以前に健全な精神が折れ曲がるというか、鼻だけ投石機で投げてアリゾナ州あたりまで飛んでいくというか、もうなんだかよく分からない臭さでした。
    これがあの久保君の匂いの元凶なのです。
    サノバビッチ!!何という事でしょう!!
    もう玄関からくせぇー、部屋に入ってもくせぇー、飾ってあったガンプラもくせぇー、スーファミのコントローラーもくせぇー、全巻揃っていなくてとばしとばしで並んでいるこち亀もくせぇー、久保君のお母さんが持ってきたヤクルトもくせぇー、もう何もかもが臭い、負のユートピアみたいな場所でした。
    今思えばヤクルトを持ってきてくれたお母さんが一番臭かったような気がします。
    こう書くとこれを読んでいる皆様は、久保君の家はアダムスファミリーみたいな一家で、紫色の薬品をグルグルかき回している魔女のババアが居たりするのを想像するかもしれませんが、家自体は普通で汚かったりもせず、むしろ綺麗なんですよ。
    そして、慣れと言うのは恐ろしいもので1時間もしないうちに臭いとは感じなくなるのです。
    そこで毎日生活しているのであれば、その匂いが臭いという事に気付く事はまず無いでしょう。

    で、話しは現在に戻り自分は思ったのです。
    もしかしたら自分の家も凄く臭いのではないか。
    そしてその何だかよく分からない、環境破壊で死滅した動植物たちの怨念が長い間かけて蓄積されたような匂いを自分は身にまとっているのではないか。
    そう考えると、ジムで自分の周りに誰も寄ってこなくていつも一人なのに納得が出来るのです。
    職場の飲み会にも誘われず、唯一アドレスを知っている友人に自分も参加するとメールを送ったらエラーメッセージが返ってきた事にも納得です。

    なので家の匂いを絶つために大掃除を決行したのです。
    匂いの元を絶っていい匂いを・・・、いや匂いなんて言葉はもう適切ではありません。
    匂いではなく香りです。
    いい香りを身にまとって爽やかな好青年に大変身ですよ!
    これからは周囲から飲み会にも絶えず誘われるでしょう!!
    もうこれで職場の上司の送別会の知らせが自分にだけ回ってこなくて、大粒の涙を流しながら帰宅する事もなくなるのです。
    それ以前に、皆で色紙にお別れのメッセージを一言ずつ書いていく時に自分にだけ色紙が回ってこないなんて事もなくなるのです。

    さあ、大掃除開始です!!
    まずは悪臭が発生していそうな場所から攻め込んでいきます!!
    一番疑わしいのが、ベッド、カーテン、衣類、オフィスチェア、マット等とにかく繊維で出来ている物ですね。
    洗えるものは洗って大きなものはファブリーズで消臭します。
    壁紙はタオルに専用クリーナーを染み込ませて拭き掃除。
    ついでにフローリングは掃除機をかけた後、クイックルのウェットシートで清掃。
    次は水まわりです。
    台所、風呂、トイレも綺麗にします。

    もう完璧ですよ!!
    部屋中とても爽やかな香りで満ち溢れています、ステキ!!
    清々しくて実に爽快です!
    自然と心も爽やかになった気がします!
    これで明日からは周囲の人間に避けられて死にたくなる事もなくなるでしょう。
    このブログの内容だってこれからは人の悪口ではなく、夕暮れに咲く一輪の花がとても綺麗で感動しました、みたいなオシャレなワイシャツの上からベージュ色のセーターを着ているような爽やかな内容になりますよ。
    昨日までの下劣な自分、さようなら!!

    そんな明日からの生活を想像しながら後片付けをしました。
    もう大掃除以上の作業でしたからすごい疲れましたよ。
    汗も沢山かきました。
    あれっ、ちょっと待ってくださいよ!
    脇が超くせぇー!!!

    人は己の気付かぬところで罪を犯している。

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