「ジャイアンのプロポーズ」


    お前の物は俺の物、俺の物は俺の物、そしてお前は俺の物


    こんなジャイアニズムなプロポーズは嫌だ。
    でも映画版だと意外と良い奴。


    以前描いたけどボツにした漫画。


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    この漫画は逮捕された時に載せる予定でしたが結局ボツにしました。

    ちなみに、載せなかった理由は清原よりもお母さんのがインパクトが強かったからです。
    あと医者がちょっと角野卓造みたいだから。

    時事ネタはタイミングを逃すと極端に鮮度が悪くなる。
    清原ネタは風化してるから何をやってもスベる感じがする。

    最近また少し騒がれたのでセーフになるかと思いましたが、やっぱりアウトでした。
    もうヘッドスライディングで頭から滑り込んでも判定アウト。

    このブログはいつも話の頭からスベッているので仕方がありません。


    誰にでも訪れる卒業式。

    勉強が得意な人も苦手な人も、スポーツが得意な人も苦手な人も、不良の男子も、同じクラスのイケメンに恋している女子も、ジャスコでエロ本を万引きして捕まった中条君も、全員に例外なく卒業式は訪れる。
    今回は卒業を控えて少しオセンチな気分になっている学生たちへ、管理人さんが人生の先輩としてメッセージを贈りたいと思う。



    先日、通勤中に中学校の前を通ったら卒業式をやっていましてね。
    その様子を見たら少し懐かしくなっちゃったんです。
    卒業生には一人一人のストーリーがある。
    自分にも涙なしでは語れない出来事がありました。

    中学の卒業式って殆どの学校で「大地讃頌」を歌うじゃないですか。
    自分の通っていた学校も大地讃頌でした。
    で、中学3年生の時の担任は相田先生という馬みたいな顔をしたマッチョの体育教師だったんですけど、これがドラマに出てくるような熱血漢なんですよ。
    例えると、タレントの照英と松岡修造とアニマル浜口を足して、3で割らずに電卓の「÷」と「×」のボタンを押し間違えて3をかけちゃった感じでしょうか。

    相田先生は卒業式を合唱コンクールと勘違いしているのか、ただの負けず嫌いかなんか知らないけど、悪い方向へ熱血ぶりを発揮して「俺たちのクラスが大地讃頌で一番になろう!」とか意味の分からん事を言っちゃってるんです。
    いやいやいや、この先生絶対頭おかしいだろ!
    だって学年全員で歌うんだから一番も何もないじゃないですか!
    バカかこいつ!脳みそも筋肉なんじゃねぇーのか!?

    なので、放課後は毎日残って、「人の子ら~~♪」「人の子ら~~♪」と大地讃頌の練習をさせられていました。
    もうフォントが大きくなるくらい大きな声で歌わされた。

    こんなの普段だったら不平不満を漏らす奴が続出するレベルじゃないですか。
    しかし、卒業式を控えてクラスは金八先生の最終回みたいなオセンチな雰囲気になっちゃってるんですよね。
    男子と女子も急に仲良くなりだしちゃったりしてるんですよ。
    最後に皆で一生忘れられない思い出を作ろうね!というムードになっていて、クラスで一番の不良の吉野君ですらも学ランをホックまでキッチリ閉めて「人の子ら~~♪」「人の子ら~~♪」とフォントを大きくして真面目に歌っているんです。
    なので「もう帰りたい。」などと言おうものなら、吊るし首にされるくらいの雰囲気だった。

    しかも相田先生がこれまた間違った方向へ熱血ぶりを発揮して、教卓にビデオカメラをセットして皆が歌っている姿を撮影し始めるんです。
    そして歌い終わったらその映像をテレビに映して、「男子はここでもっと大きく声を出すんだ!」とか「反対にここは少し控えめにして強弱を付けよう!」とか、音楽の教師でもないのに歌の技術的指導までする始末。

    そんな放課後が何日も続きました。
    そしてある日、事件は起こった。

    その日は三時間目あたりから猛烈にうんこをしたくなっちゃいましてね。
    これ誰でも分かってくれると思うんですけど、小学生や中学生の時って学校でうんこするのって人類の8つ目の大罪みたいな扱いをされるじゃないですか。
    自分も例に漏れず、いやもう漏らしそうなんですけど、うんこしたのが皆にバレて裁きを受けるのが怖かったんです。
    十字架を背負って生きていけるほど自分は強い人間ではなかった。
    なので、トイレには行かず、ずっと我慢していました。
    動くと何かの拍子に出てしまうかもしれないので、昼休みは図書室に行って一人で地蔵のようにジッと固まっていました。

    あ、あと遅くなりましたけど、これから少し汚い事を書くので不快に感じてしまう方もいるかと思います。
    予めご了承ください。
    そして、お食事中の方は差支えなければ今直ぐおかわりして下さい。
    いつもより大盛りでおかわりして最後までモリモリ食べて下さい。

    で、話を戻すと、うんこをしたくなっちゃって地蔵の如くジッと耐えていたんですけど、その日も放課後は大地讃頌の練習で直ぐには帰らせてもらえませんでした。
    いつものように相田先生が教卓にカメラをセットして、皆「人の子ら~~♪」「人の子ら~~♪」と繰り返し大きな声で歌いました。

    うんこが漏れそうな状況でこんなもん無限リピートで歌わされる身にもなってほしい。
    もうこっちは歌どころじゃない。
    そして5~6回くらい歌った時だったと思います。
    自分の隣は久保君という学級委員だったんですけど、この久保君がいきなり「ハイ!」と挙手をして「管理人君がー、全然歌っていませんでしたー。」とか言いやがるんですよ!

    いやたしかに歌っていませんでしたよ。
    こっちは「母な~る~大地の~♪」なんて歌っているどころじゃない!
    もう母なる大地を茶色く染め上げる一歩手前なんですよ、死ね久保!!

    久保君が余計な事を言ったせいで、今までと一転して不穏な空気が流れ始める。
    クラスは、最後に皆で一生忘れられない思い出を作ろうね!というムードになっちゃっていて、男子も女子も皆卒業式という同じ目標に向かって団結しているんです。
    そんな中で、「管理人君がー、全然歌っていませんでしたー。」ですからね。
    こんなの全員から集中砲火を浴びるに決まってるじゃねぇーか!

    そしたら案の定、土田さんというムンクの叫びみたいな顔をしたリーダー的なブスを筆頭に、「真面目に歌って下さーい!」とか「ちゃんと声を出して下さーい!」とか「死んで下さーい!」のシュプレヒコールですよ。
    共通の敵が現れた時の女子の結束力ってホント怖い。
    女子全員がまるで非国民を見るかのように一斉にこちらを睨んでくるんです。
    もう刀剣を携えた憲兵さんが四輪駆動車に乗ってやってきて、「貴様か!!売国奴は!!!」と言ってどこかに連れていかれちゃうくらいの勢いだった。

    しかも、管理人君がちゃんと歌っているかチェックしよう!という展開になって、撮っていた映像がテレビに流された。
    まあ勿論、全然歌っとらんのですよ。
    だってうんこ漏れそうなんだもん。
    口が全然動いてなかった。
    昔、自宅のベランダで金魚を飼っていて、水を全く換えないものだから酸欠になっていつも水面で口をパクパクしていたんですけど、まだこの死にそうな金魚のが口を大きく開けていたと思う。
    それくらい口が動いていなかった。

    そしたら、それを見た女子から再び「ちゃんと歌って下さーい!」とか「足を引っ張らないで下さーい!」とか「顔がキモイんで死んで下さーい!」とシュプレヒコールですよ。
    もう帰りたい。

    しかし無情にも練習は続く。
    歌ってはテレビで確認の繰り返し。
    放課後に休憩なしで歌わされるんですから事実上の軟禁ですよ。
    もう教育委員会に訴えても良いレベル。
    そして10回くらい歌ったあたりで流石に肛門が限界を迎えましてね。

    このままでは肛門が決壊する。
    卒業式の直前にうんこ漏らすのって、おそらく人間失格のレベルだと思うんですよ。
    文字通り人生の汚点となる。
    それだけは避けなければならない。
    ここから孤独な戦いが始まった。

    例えば、ダムってあるじゃないですか。
    ダムは水門を閉じて水位が許容レベルを超えるとやがて越水してしまう。
    最悪の場合、それ自体が決壊してしまう危険性もあるそうです。
    なので、ダムは常に水門の開き具合を調整して安全な水位を維持しているんです。

    自分も肛門の開き具合を調整して安全なレベルを維持するんだ。
    腸の中のガスを少しずつ放出してスペースを確保しよう。
    もう少しで練習は終わるはずだ。
    あと少し、あと少しの時間さえ稼げれば家に着くまで間に合うはずだ。

    そして、相田先生から練習再開の号令がかかり、教室の後ろに整列する。
    大地讃頌の短い伴奏が流れ、皆大きな声で歌い始める。

    「母な~る~大地の~懐に~♪」

    「我ら~人の子~の~喜び~は~ある~♪」(プシュ~・・)

    よし!音を鳴らさずに上手くガスだけ出せた!
    これなら誰にも気付かれていないはずだ!
    この調子で少しずつ出していって腸の負担を軽減させるんだ!

    「大地~を~愛せ~よ~♪」

    「大地~に~生きる~♪」(プシュ~・・)

    「人の子ら~~♪」(ブリ!)


    「人の子ら~~♪」(ブリリリリブピーー!!)


    いやもうね、音出ちゃいましたからね。
    ソプラノパートのわりと高い音で奏でた。

    クラスに漂っていた、最後に皆で一生忘れられない思い出を作ろうね!という卒業ムードを完全に破壊する行為です。
    そして、新たに漂ったのはマイルドな臭いだった。
    しかも神聖な大地讃頌を歌っている最中の放屁ですから、これはもうテロと呼ばざるを得ない。
    極めて卑劣な犯行である。

    この後、カメラで撮影された映像を見たら自分が放屁した瞬間にまわりの人間が皆こちらを向いていました。
    動かぬ証拠というやつだ。
    これじゃどう考えても言い逃れが出来ない。
    当然女子たちからは「サイテ~!」とか「信じられない!」とか「死ねよ管理人!」と罵詈雑言の嵐でした。

    最後に一生忘れられない思い出が出来た。

    ちなみに、練習が終わって猛ダッシュで家のトイレに駆け込んだらパンツには茶色いスジが付いていました。
    人間失格じゃねぇーか!!
    卒業式を迎える前に一足早くトイレで大粒の涙を流すのでした。



    さて、長くなりましたが冒頭で述べたとおり、卒業式を控えた学生の皆様へ人生の先輩からメッセージを贈りたいと思います。

    「オナラの音って合唱の最中でも目立つから注意しろな。」

    考え抜いたメッセージがこれだった。
    今日はロクに仕事もせず思い出に浸っていたら1日が終わった。

    あーあ、仕事全然手ぇ付けてねぇーや。
    どうすんのコレ。
    まあとりあえず明日やればいいか。
    そう思って帰ろうとしたら、サボっていたのが周囲にバレていたようで、同僚の女子たちから「ちゃんと仕事して下さーい!」とか「足を引っ張らないで下さーい!」とか「顔がキモイんで死んで下さーい!」と罵詈雑言の嵐になりました。
    そして、その後はわりと偉い上司からこっ酷く叱られました。


    卒業まであと少し。

    皆さんは三年間で良い思い出を作れましたか?
    楽しかった人も辛かった人も、卒業式は自然と涙が溢れてしまうものです。
    これから幾度となく人生の岐路に佇むと思いますが、自分みたいな大人にならぬよう日々精進して下さい。

    こちらは失業まであと少し。

    もう涙が溢れて止まらない。

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