久しぶりの釣りネタです。
気温が上がってきたので、そろそろ釣りの季節です。

釣行に備えてリールのメンテナンスをします。
今回はオーバーホールをして各部隅々まで清掃、グリスアップします。

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シマノ ヴァンキッシュ 2500S

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分解していきます。
前回のオーバーホールから4ヵ月くらいなので中は綺麗でした。

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部品を分けていきます。

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洗浄前のギア。

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パーツクリーナーを吹き掛けて歯ブラシで擦ります。

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ピニオンギアの内部は麺棒で。

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洗浄後のギア。

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シャフトやその他の部品も洗浄します
この段階まで終えたらグリスを塗布しながら途中まで組み上げていきます。

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スプレーのグリスは一度小分けの容器に吹き付けて、しばらく置いておきます。
溶剤が気化してから塗布した方が粘度が増して定着し易くなります。

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黄丸部分はグリス厳禁。
グリスでピニオンギアとシャフトの抵抗が強くなって巻き感が極端に悪くなります。
この部分にはワコーズのメンテルーブを薄く塗布します。

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カバーを戻して可動部分は一通り終わり。

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次はクラッチ。
巻いている時にごく僅かに手に伝わる違和感やシャー音の原因は殆どの場合クラッチが原因です。
余程神経質な人間でないと分からないと思いますが、どのリールでも新品の箱出し状態では感じられる症状です。

構造上、円柱の部品は適度に遊びがなくてはいけないのですが、この遊び具合が僅かな違和感とシャー音の原因なのです。
粘度の高いグリスを塗れば遊ばなくなるのですが滑りが良すぎてブレーキが掛からない。
オイルだと僅かに音が鳴る。
手持ちのオイルやグリスを5種類くらい試して、結局一番安価なクレ5-56で解決した時は目から鱗でした。
一昨年はこれに随分と悩まされました。

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組み上げ完了。

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リールに取り付けます。

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次はローターとベール。

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各部分解してグリスアップしていきます。

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ラインローラーまわりは汚れが酷い。

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洗浄後。

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グリスを塗布しながら組み上げます。

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ベールの傷はルーターで軽く研磨。

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スプールのエッジの小傷もルーターで軽く研磨します。

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全ての部品を組み上げて完成です。

各部正常に稼働する事を確認して作業終了です。
とても柔らかくてスムーズな巻き感になりました。
納得のいく仕上がりです。

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使用したグリスとオイル。

左から、シマノ純正グリス、ワコーズ メンテルーブ、クレ5-56
部分ごとに最適なものを使い分けています。

今年もこのリールでシーバスからナマズまで様々な魚種を釣り上げるぞ!
コメント
はじめまして。
質問なんですが、ローラークラッチわどこにoilをつければシャーシゃー音がなくなりますか?

玉だけ取り出して、556を吹き付けて組み立てでしょうか?
2016/02/23(Tue) 03:38 | URL | うるち | 【編集
うるちさん、コメントありがとうございます。

>質問なんですが、ローラークラッチわどこにoilをつければシャーシゃー音がなくなりますか?

クラッチを組み上げてから円柱のローラーに塗布します。
この部品と接触する箇所に浸透するようにしましょう。

5-56は部品に直接吹き付けないで、つまようじの尖っていない方に垂れ落ちないない程度付けてから塗布すると適量になりますね。

あとリールはビスの締め付けトルクだけでも巻き感が変わってきます。
納得のいく仕上がりになるまで何回も組み上げる事になるかもしれませんが、完璧に仕上がればステラやモアザンに引けを取らない巻き感になりますよ。
2016/02/24(Wed) 02:24 | URL | ZAN | 【編集
返事ありがとうございます。

自分もスピニングリール分解して、パーツクリーナーでギア洗浄して、SHIMANOのスプレーたいぷのグリスを吹き付けて組み立てたのですが、ギアのシャラシャラ感というかゴリゴリの手前みたいな感覚になっちゃったのですが、どうしたらいいんでしょうか。
ギアを新しいのに買い換えるか、グリスをもっと粘土の高いやつにしてノイズを消したほうがいいんでしょうか?

ギア類組み立て、ロッラークラッチ取り付けたときにハンドルまわしてますが、シャリカンやギアの当たりが感じられます。

2016/02/25(Thu) 00:57 | URL | うるち | 【編集
うるちさん、コメントありがとうございます。

>ゴリゴリの手前みたいな感覚になっちゃったのですが

ギアが摩耗していない状態と仮定して説明します。

ギアのゴリ感はピニオンギアとスプールシャフトの抵抗が大きいと発生しますね。
画像で黄丸で示してグリス厳禁と書いている箇所です。

グリスやオイルの粘度が高いと、それが抵抗になります。
そしてギアへの負荷が大きくなり、ギア同士が噛んだ時の感触が強くなってしまいます。

試しにパーツクリーナーで洗浄して何も付けない状態で組み上げて下さい。
※ギアのグリスがはみ出して付着しないように注意
ゴリ感に変化があれば、ここが原因です。

>ギアを新しいのに買い換えるか、グリスをもっと粘土の高いやつにしてノイズを消したほうがいいんでしょうか?

こればかりは現物を拝見していないので何とも言えません。

>ギア類組み立て、ロッラークラッチ取り付けたときにハンドルまわしてますが、シャリカンやギアの当たりが感じられます。

組み上げ後のギアの当たりとなると、これはクラッチ意外に起因していると思われます。
おそらく、ペールを留める薄いナットを締めると当たりに変化が起きているのでしょうね。
要するに、このナットを締めると必然的にピニオンギアが引っ張られるので、それでギア同士のクリアランス(隙間)が変わっているのでしょう。

クリアランス調整はまた別の問題で、ドライブギアとハンドルシャフトの所に薄いワッシャーが取り付けられていたと思いますが、このワッシャーでギアのクリアランスが調整されています。
この部品は厚さが2種類用意されていて、メーカー組み上げ時に適切な厚さの物が取り付けられています。
部品だけ購入可能なので、今後もご自分でメンテナンスされていくのであれば用意しておくと困りませんね。
2016/02/25(Thu) 03:06 | URL | ZAN | 【編集
詳しくありがとうございます。

度々すいませんが、別件で。


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スピニングリールドラググリスメンテナンスについて質問です。

先日、11バイオマスターc3000にios しろくまというグリスを使いましたが、組み立て後にドラグを半分ほど閉めたところ、ドラグの出がかなり悪く、手で回すとギューギュギューとなにかに擦れてる音がして、めっちゃ重いです。
ドラグゆるゆるだといつも通りですが。


作業内容

ドラグのつまみはずして、座金、フェルトをはずしてパーツクリーナーにてそれらとスプールの古いグリス脱脂+ティッシュで拭き取り乾燥。

乾燥したところで、スプールのフェルト置くとこにシロクマグリスを綿棒で塗り塗り、フェルト、座金にわシロクマを直接裏表にベタベタするくらに塗り込んで外した順とわ逆に組み立てて、本体に装着して軽くドラグ締めて手でグリグリまわして、本締めしてドラグまわそうとしたらそうなりました。
2016/02/26(Fri) 22:55 | URL | うるち | 【編集
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