節分でお馴染みの鬼ですけど、鬼って意外と身近なところにいるし、人は誰でも簡単に鬼になってしまうのだと思うんです。

ネット上にも鬼女という鬼が存在しているんですけど、この鬼女たちの書き込みというのがそれはもう酷いものでして。
自分も現実世界で日常的に罵詈雑言を浴びせられていますから、こういうのに耐性はある方だと思うんですよ。
そんな自分でも、鬼女の書き込みがされている掲示板を見た時はかなり引きましたからね。
もうドンビキですよ、DONBIKI/ドンビキですよ。
セガール映画のタイトルみたいになっていますけど、セガールも沈黙するくらい引きましたよ。

まあ、鬼女と言っても本当に女性が書き込んでいるは疑わしいんですけどね。
ネットなんて相手の姿が見えないのですから、なんかゆるふわな女子大生が書いている絵文字や無駄な改行だらけのブログでも、実際はブリーフ姿で一日過ごしている汚ったねぇ変態のおじさんかもしれないですし。
なりすましなんてネットでは当たり前ですからね。
このなりすましなんですけど、決して他人事ではなくて自分もハンドルネームを勝手に使われて他の人のブログに書き込みされた事があるんですよ。

もうネットの世界には秩序やモラルなんてないのです。
騙し騙され、罵り傷付け合い、人の心は深い闇に蝕まれていき、そして最後に鬼になるのです!!!

と、まあ、また一人で考え事をしていたら、そして最後に鬼になるのです!とかなんかうまい事を思い付いたから書いてみたんですけど、文章にしてみると別になんともないんですよね。
あとそういえば、鬼って赤鬼とか青鬼とか色で分かれていますけど、色によって欲や怒りなんかの意味があるみたいで、豆をぶつける鬼によって効果が違うそうです。
こんな豆知識どうでもいいんですけどね。
そもそも節分だからなんだっていう。

ただ、一つ腑に落ちないというか納得のいかない事がありまして。
子供の頃って、食べ物で遊ぶなと親や大人から教え説かれたじゃないですか。
これは教育として当然の事なんですけど、じゃあ豆をばら撒くまくのは許されるのかって話しなんですよ。
節分は伝統行事だからOK!とか言うのも分るんですけど、じゃあその線引きはどうするのかと言いたいのです。
例えば、今年から新たにどこかの神社で生卵を投げ合う祭事が出来たとしたら、それは許されるんですかね。
それに世界には食べ物を使用した祭事が沢山あるんです。

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これは有名ですね、トマトを投げ合うスペインのトマティーナ。

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イタリアではオレンジを投げ合います。

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イギリスではカスタードパイ。

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オーストラリアのツナラマ・フェスティバル。
マグロを投げて距離を競います。

節分もそうですけど、楽しみながら行うのですから娯楽みたいなものじゃないですか。
一つ誤解の無いように言っておきますけど、自分は「食べ物を粗末にするな、もったいない」と言いたいのではなくて、普段食べ物で遊ぶと怒られるのに祭事の時だけは許されるという風潮に納得がいかないのです。

昔の出来事なんですけど、職場にお菓子のナッツが転がっていましてね。
誰が持ってきたのか分かりませんけど、未開封の状態でペンとかファイルとか置いてある場所にずっと放置されているんですよ。
もうホコリも被っているし、少しクシャってなった袋が悲しげに感じました。
そしてそのナッツを食べてみようと思って手に取って見てみたんですけど、やっぱり賞味期限が切れているんです。
いくら自分はお腹がペコちゃんだからと言ってもこれは食べられません。
もう食べる事は出来ないので捨てるしかないんですけど、なんかこう未開封の食べ物をそのまま捨てるのって少し抵抗があるじゃないですか。
なので、何かに有効利用出来ないかと思いましてね。

例えば、ある王国に民の事など考えず私利私欲で国を治めている王様がいるんですけど、この王様のもとに商人が訪れるんです。
「王様、このナッツはどんな願い事も叶えてくれる魔法の実なのです。」
商人はそう言いながら王様にナッツを差し出した。
その価格は、富を手にしている王様でも到底理解出来ぬほど桁外れのものだった。
「ふん、ワシを馬鹿にしておるのか!そんな不思議なナッツなぞあるはずがない!」
すると商人はこう答えた。
「では、一つだけ王様に差し上げます。願いを込めながらこのナッツを土に埋めてみて下さい。一晩もすれば芽が出て王様の願いがきっと叶うでしょう。」
王様は半信半疑でナッツを受け取り、その日の夕方に庭に埋めた。
そして、芽が出た翌日の事だった。
長年戦争状態にあった隣国のロベルタ王国が降伏したのだ。
王様はその国の広大な領土を手に入れた。
しかし、王様の本当の狙いはロベルタ王国の王女を自分の嫁とする事だった。
「ガハハハハハ!!ワシが望むものは何でも手に入るのじゃー!!!」

後日、王様のもとへ再び商人が訪れた。
「王様、先日お渡ししたナッツはお気に召してくれたでしょうか?」
王様は満足そうな顔をしながら言った。
「お前の持っているナッツを全てワシに寄越すのだ!金ならいくらでも払ってやるぞ!」
王様は袋に入った大量のナッツを受け取った。
「グフフフフ!!これだけあれば世界中の富と女を手に入れる事が出来るぞ!!」


この後、まだまだ王様の横暴は続くんですけど、トイレ休憩を挟みたくなるくらい長いので少し端折って物語は終盤に飛びます。


王女を取り戻すために反旗をひるがえしたロベルタ王国。
ロベルタの兵士によって攻め込まれ燃え上がる城下町。
城の防衛線が破られるのも時間の問題だ。
王様は王女や家来を置いて一人逃げる事にした。
城下まで走ると、そこには重傷を負って倒れた母親に寄り添う少年の姿があった。
「お願い!!たすけてー!!」
泣きながら懇願する少年。
「ふん、お前らになど構っていられるか!」
王様はそう言い放ち立ち去ってしまった。
街の外に出るまであと一歩の所まで来た時だった、一本の剣が王様の胸に突き刺さった。
「グハッ!!!き、貴様はロベルタ王国の王子・・・」
ロベルタ王国の王子は復讐の鬼と化していた。
薄れゆく意識の中、王様は自分の行いに酷く後悔した。
「ワシは今まで酷い事ばかりしてきた。これはその報いなのだろう・・・」
王様は麻袋の中から最後の一粒だったナッツを取り出し、その場に埋めて力尽きた。

翌日、重傷を負っていた少年の母親は嘘のように回復していた。
そして王様の亡骸の横にはナッツが力強く芽を出していた。
王様は、お金や権力では決して得る事の出来ない優しさを最後に手に入れたのだった。


みたいな感じで賞味期限が切れて職場にゴミみたいに放置されているナッツにも使い道があるんじゃないかと思いましてね。
調子に乗った王様に高額で売り付けてやろうかと思ったんですけどまあそれは置いておくとして、お前話し長げぇーよ!!!
節分の事を書いていたんだろ!!ロベルタ王国ってなんだよ!!バカじゃねぇーのか!!
もう鼻の穴に豆を大量に詰め込んでやりたくなりますね!!
鬼は外ーーー!!!!

で、賞味期限の切れたナッツなんですけど、同僚の秋葉君に投げつけてやろうかと思いまして。
仕事中にナッツを5~6個握りしめながら秋葉君の背後に近づいて、ダルビッシュのストレートくらいの剛速球をぶつけてやったんです。
もうね、秋葉君は驚いて鳩が豆鉄砲くらったような顔をしていましたよ。
鳩じゃなくてオタマジャクシみたいな顔なんですけどね秋葉君は。

この時なんですけど、この場にはもう一人赤松さんという一つ年上の女性がいたんです。
以前、このブログに小河原さんという新人類みたいな究極のブスの事を書いたんですけど、赤松さんも小河原さんに負けず劣らずのブスでして。
小河原さんが原監督みたいに記憶に残るブスだとしたら、赤松さんは落合みたいに記録に残るブスなんですよ。

その赤松さんは、自分がナッツを投げまくって遊んでいたものだからもう激おこプンプン丸ですよ。
「食べ物を粗末にするんじゃない!!」と怒鳴られてしまいました。
怒った赤松さんはさらにブスになって、もう最新バージョンのフォトショップでも修正が出来ないレベルのブスになっていたんですけど、食べ物を粗末にするなって言われても賞味期限が切れて捨てるしかないのだから、別に投げたって良いじゃないですか。
的になっているのだって、いつも午前中から「疲れた~はぁ~疲れた~」を連発する役立たずの秋葉君だし。

それに食べ物を粗末にするなって言うのであれば、節分で豆を撒くのは良いのですか?
海外ではトマトを投げ合って街中トマトの残骸だらけになる祭りとかもあるじゃないですか!
なのになぜ賞味期限が切れて食べられなくなったナッツは投げたらダメなんですか!?
納得がいきません!
まあね、またいつものパターンですよ。
コイツ本当面倒くせぇー、みたいな顔で睨まれましたからね。
この時の赤松さんはさらにブスな顔になって、もうレベル99でカウンターストップしているくらいのブスになっていました。

この後、やっぱりなんですけど、ナッツを投げていた事を赤松さんが上司にチクりましてね。
またマンツーマンで説教される反省室(備品室)に呼び出されてしまったんですよ。
きっと、上司からも食べ物を粗末にするな!と、こっ酷く怒られるんですよ。
おじさん世代ってこういうのうるさいですからね。

ただね、今回は言わせてもらいますよ!!
節分などの行事では食べ物を粗末にしても怒られないのに、なぜ普段は食べ物で遊ぶと怒られるんだと。
こんなの理不尽じゃないですか。
真っ当な大人である上司から自分が納得するように説明してもらおうではありませんか!!
こちらだって話しを聞くだけではありませんよ!!
自分にだって意見ってものがあるのですから、上司の口から発せられた答えをバキバキにへし折って論破してやりますよ!!
力だけの言葉には絶対に屈しないし、真っ向から意見してやる!!
これはもう言葉の戦いなんですよ、論争なんですよ!!
絶対にギャフンと言わせてやる!!

そして戦場に赴く覚悟で上司の所に行ったんですけど、もう上司は鬼の形相をしていまして。
これぞ正に鬼ですよ。
で、その上司の口から発せられた言葉は、「お前いつも遊んでいるけど働く気あるの?辞めてもらってもいいんだよ。」でした。

ギャフン!!?
ああ、なんだ、食べ物を粗末にしていた事じゃなくていつもサボっている事に怒っていたのね。
それなら、まあ納得だ。
何も言い返せないや。

説教が終わった後、中途半端に残ったナッツを手にして王様のように願いを込めました。
「クビになりませんように」

コメント
確かに・・・
リアルな鬼でしたね(笑)

でも・・・どちらかというと、ただ単に怒っているだけですが(汗)

でも職場で、ナッツを力いっぱい投げつけるZANさんの勇気も凄い(笑)
2015/02/04(Wed) 01:39 | URL | らいふ | 【編集
冬場に小鳥などにする施餓鬼供養らしいですが、
私、この御豆好きで、
行事から一日たって安くなったのを買って
2月中はおやつにしたりしてます。


2015/02/04(Wed) 08:17 | URL | hippopon | 【編集
こんにちは。

ナッツ一つで動いている飛行機から叩き落とされた乗務員もいれば、懲役くらいそうな副社長もいる昨今なんで、賞味期限が切れたナッツでも粗末な扱いしちゃダメですよね。

放置されてゴミになっちゃったナッツの怨念が秋葉君の背中から戻ってきたんですかね?
2015/02/04(Wed) 18:40 | URL | ごくつぶD | 【編集
昔、ピーナッツを鼻の穴に入れて取れなくなって大騒ぎしたことがあるんですけど、取れなくて泣いていたのは私だったのかそれとも弟だったのか?忘れてしまうくらい歳を重ねてしまった自分!!!
2015/02/04(Wed) 23:18 | URL | 歩き茄子 | 【編集
らいふさん、コメントありがとうございます!

>ただ単に怒っているだけですが(汗)

上司はもう赤鬼のように怒っていました。
そして自分の顔は恐怖で真っ青になりました。

>でも職場で、ナッツを力いっぱい投げつけるZANさんの勇気も凄い

仕事もこれくらい力いっぱい出来れば良いんですけどね。
今回も結果的に自分が痛い目を見てデッドボールになってしまいました。
2015/02/04(Wed) 23:41 | URL | ZAN | 【編集
hippoponさん、コメントありがとうございます!

>小鳥などにする施餓鬼供養らしいですが

子供の頃、鳩に餌を撒いていたら糞をくらった事があります。
今思えば平和の象徴に糞を落とされたというのは複雑な心境です。

>私、この御豆好きで、行事から一日たって安くなったのを買って2月中はおやつにしたりしてます。

自分は豆をそのまま食べるのはあまり好きではありませんが、納豆は大好きでいつも朝と晩に食べています。
しかしそのわりに粘りの弱い人間です。
2015/02/04(Wed) 23:44 | URL | ZAN | 【編集
ごくつぶDさん、コメントありがとうございます!

>ナッツ一つで動いている飛行機から叩き落とされた乗務員

ナッツごときで旅客機を引き返させてしまうなんて権力の鬼ですよね。
あの副社長は羽が折れて社会的に飛べなくなってしまいましたが。

>賞味期限が切れたナッツでも粗末な扱いしちゃダメですよね。

自分は仕事をサボっていたら肩身が狭くなって、職場で羽を伸ばせなくなってしまいました。

>ナッツの怨念が秋葉君の背中から戻ってきたんですかね?

やはり食べ物で遊んではいけないのか、怨念なのかと疑心暗鬼になってしまいます。
2015/02/04(Wed) 23:48 | URL | ZAN | 【編集
歩き茄子さん、コメントありがとうございます!

>昔、ピーナッツを鼻の穴に入れて取れなくなって大騒ぎしたことがあるんですけど

皆、同じような事をやっているようで少し安心しました。
自分はBB弾を鼻に詰めて遊んでいたら取れなくなりました。
鼻の穴に入れて「ふん!!」と力強く鼻息で飛ばすのが楽しくて。
どれくらい同時に飛ばせるか挑戦して両方の穴に入れたんですよ。
息を思いっきり吸い込んだら両穴を塞いでいたBB弾がそのまま鼻の奥に吸い込まれていきました。

もうバカですね、鼻で笑ってください。
2015/02/04(Wed) 23:52 | URL | ZAN | 【編集
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