登山記事も終わったので、また人の悪口とか長々と書いていこうと思っているんですけど、まあ復習も大切じゃないですか。
    なので、自分が行った山にはどんな野生動物が生息しているのか調べてみたんですよ。
    ツキノワグマとかニホンザルとか色々と生息しているのですが、その中でホンドギツネというキツネが気になったので、ネットで生態を調べていたらこんなものを発見しまして。

    20152198464984.jpg
    夏の大三角形の中心付近にこんな3つの星があり、

    20155198498746489.jpg
    こぎつね座といって、見える人にはこれがキツネに見えるらしい。
    もう大三角形じゃなくて大錯覚形だよ!!
    それに鳥の部分関係ねーじゃねぇーか!!
    星3つでキツネに見えてしまうなんて、もうシャブのやり過ぎで頭の中に星がグルグル回っているとしか思えないんですけど、しかし考えてみれば錯覚というか錯乱というか本人にだけその姿に見えてしまうというような経験って実は自分にもあるんですよ。
    もちろん薬物をやっているわけではありません。


    以前、職場での出来事なんですけど、自分はよく雑務をやらされるんです。
    その雑務というのが、室内に出没したゴキブリを退治したり、敷地内で死んでいたネコを埋めたり、勤務時間中なのに大して仲良くない上司の引っ越しの手伝いに駆り出されたりと、並みの精神力の人間だったらカウンセリングを受ける羽目になるんじゃないかというレベルなんですけど、その日もまた雑務が飛び込んできました。

    職場には赤松さんという女性がいまして、まあ少しアレなんです。
    自分より年上なので失礼のないように言葉を選んで丁寧に申し上げますと、これがブスでして。
    どれくらいのブスかというと、アメリカ人のマイケルに、
    Is this a pen?(これはペンですか?)
    と尋ねられて、
    No, it isn't. It's a BUSU.(いいえ、これはブスです。)
    と答えてしまうくらいのブスで、そして自分の中で密かにブスデスというあだ名を付けているんですけど、この赤松さんはブスだけに留まらず、上司だろうがお局さんだろうが先輩だろうが常にタメ口という少しブッ飛んだ人なんです。
    そして仕事中にそんな赤松さんの「いや~ん、もう全然だめ~~」とかいう変な声が聞こえてくるんです。
    おいおい、仕事中に何ヤラシイ事してるんだよブスデス!と思ったら、なんか一人でシュレッダーに紙を入れながら喘いでいて、その様子から察するにどうやらシュレッダーの調子が悪いらしい。
    確かに音が普段より大きくてガガガガガという異音が混ざっているように感じます。
    上司やお局さんも集まってきてシュレッダーを叩いたりしてるんですけど、当然そんなのでは直らないんですよね。
    これでは電話をしている時に声が聞き取り辛いし相手にも不快な思いをさせてしまうので、分解して修理しようという事になりまして。

    で、誰が修理するかという話しになって、この役目が自分に回ってきた。
    なんか周囲には「管理人=機械に強い」みたいなイメージを持たれていて、管理人なら修理は出来て当然だろうというように、それはもうメキシコ人は皆グラサン掛けてマラカス振っていて当然だろうというのと同等の勘違いをされていた。
    グラサンにマラカスは自分の勘違いだけど。

    そりゃまあ人より多少はこういうの出来るかもしれませんけど、技術的なレベルってものがあるじゃないですか。
    例えば、野球だって出来ると言っても休日にバッティングセンターで打つレベルからメジャーリーグで3割打つまで度合は様々じゃないですか。
    機械とかコンピュータが苦手な人は、なぜ「出来る」「出来ない」の二択でしか認識しないのだろうといつも思う。
    うちの母親も給湯器が壊れた時とかに「直ぐに修理しに来てくれ」とメールしてくるんですけど、こんなもん直せるわけねぇーだろ!

    そんな流れでシュレッダーの修理を任されてしまったわけですが、明らかに自分の能力では対処出来ないんですよ。
    まあしかし、文句を言っても仕方がないので、早速シュレッダーを誰もいない休憩室に運んで一人作業に取り掛かります。
    とりあえず見えている部分のネジを全て外してバラバラにしてみたんですけど、いやもうね壊れている箇所なんて全く分からないですよ。
    いくら探しても全く分からない。
    ウォーリーを探せで杖みたいなやつがどこに落ちているのかくらい分からない。

    無理無理、もう諦めよう。
    しかしですね、バラバラに分解されたシュレッダーを眺めながら思ったんです。
    これを修理する事が出来たら自分は人気者になれるんじゃないか。
    野球で言ったらいつも三振ばかりの控えの選手がサヨナラホームランを打つくらいのヒーローですよ。
    そうすれば周囲からも、「管理人さん凄いわー!惚れちゃいましたステキ!」とか「先輩マジ超カッケーっす!一生付いていきます!」とか「うむ、流石ワシが見込んだ男だ、君は我が社の誇りだ」とか言われて、飲み会にも誘われるようになると思うんです。
    そして、上司が退職する時に皆で色紙にお別れのメッセージを書くんですけど、自分にだけその色紙が回ってこなかったりする事もなくなると思うんです。
    何を書こうか考えていたのにチクショー!!

    あの頃と違ってもうモテモテの状態ですから、男どもに人気の町田さんという女性がいるんですけど、その町田さんから「管理人さんにお願いがあるんです。今夜うちのシュレッダーも直して下さい。」とか言われて家に誘われちゃったりするんです。
    そして、町田さんの家に行ったら、もう部屋中すごい良い香りがするんですよ。
    すると町田さんは、恥ずかしそうに少し頬を赤らめながらこう言うのです。
    「管理人さん、実は・・・私、その・・・、以前から管理人さんの事が・・・、」
    いや、もうこれ超展開ですよ!
    満塁ホームランじゃないですか!
    管理人さん今から告白されちゃいますよ!

    しかしその時だった。

    町田さん「あたしゃー、以前からお前の事を食ってやろうと思っていたんだよ、ウヒヒヒヒ!!!!」
    そう言い放つと、町田さんの姿は見る見る変わっていき、口にはシュレッダーのように飲み込んだもの全てを裁断してしまいそうな恐ろしい歯が表れた。
    管理人「ギヤァーーーーー!!!!!!」
    なんと、清楚で可憐な町田さんは妖怪裁断ババアだったのだ。
    管理人は恐怖のあまり裸足で逃げ出した。
    死にもの狂いで走った。
    そして交番を見つけ駆け込んだ。
    管理人「た、助けてくれーーー!!!く、口が・・、口がシュレッダーの妖怪に殺されそうになったんです!!」
    薄暗い交番の中には定年間近であろうお巡りさんが一人座っていて、振り向きながらこう言った。
    お巡りさん「おやおや、それは災難でしたね。その妖怪というのは、もしかしてこんな顔の妖怪ですかなーーーー!!!?」
    管理人「ギヤァーーーーー!!!!!!」
    なんと、お巡りさんは裁断ババアとは全く関係のない、蛇みたいな妖怪に姿を変えた。
    管理人「違う違う、そんな蛇みたいな顔じゃない!これはこれで怖いけど!!!」
    裁断ババア・蛇ポリス「待てーー!!!お前を食ってやる!!!!」


    manga50.jpg

    manga51.jpg

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    手を動かさずにこんな事を考えていたら夕方になってた。
    裁断ババアって何だよ!バカか死ね!
    あとこのオチって使いまわしじゃねぇーか!

    で、作業をしている休憩室にブスの赤松さんがやってきまして。
    サボっていると怒られるので適当に修理しているフリをするんですけど、赤松さんが「まだ直らないの?」とか「これは何の部品なの?」とか色々と話し掛けてくるんですよ。
    これは何の部品かなんてこっちが聞きてぇーよ!
    この後もどうでもいいような雑談をしたんですけど、なんかこう、話していたら情がわくというかブスだと思っていた赤松さんが可愛く見えてきましてね。
    さっきまで赤松さんの事をブスデスとか酷い事を言ってやがったのにコイツは。
    もしAKBの総選挙に赤松さんが出馬するのなら自分は彼女に票を投じると思う。
    コンサートにも行ってペンライトを振りながら汗だくになってブヒブヒ言っちゃうと思うブヒー。

    赤松さんのような女性でも愛着を持てばアイドルのように可愛く見えてくるものなのです。
    もはや顔は重要ではない。
    自分はようやく目が覚めました。

    という事を後日同僚の秋葉君に話したら彼にこう言われました。

    「目を覚ませ!」


    こぎつね座はポーランドの天文学者が名付けたそうですが、たった3つの点だけでもキツネに見えてしまうのが少し分かるような気がします。
    どんなものでも愛着を持てば脳内で理想の姿に変換されるのだと思う。
    あの時の自分がそうであったように。

    ちなみに、シュレッダーは元の状態に組み上げたら、直るどころか完全に動かなくなってしまいました。
    どの面下げて上司に報告しに行こうか。
    やはり顔は重要だ。

    コメント
    途中子ギツネ座のことなどすっかり忘れてましたが、ちゃんと戻ってくるんですねw

    カスタムバイク完成したらモテるかなとか考えますが、これまでの経験上なにも関係ないというのがすでに結論です(涙)
    2015/05/09(Sat) 12:35 | URL | 歩き茄子 | 【編集
    あはははははーーーwwww
    相変わらずおもしろーーーいwwwwww
    2015/05/09(Sat) 17:21 | URL | yukie3 | 【編集
    こんにちは。

    ブスな方が何かの拍子で愛着が湧くというところは非常に共感が持てました。
    私は好きでもなんでもないキレイとは真逆な方向な女の子が、少しこちらに好意のあるような素振りを見せるとなんとなく好きになってしまう癖がありまして、結局最終的には好きでもなんでもないキレイとは真逆な方向のコに嫌われて豪快に振られて、無意味にプライドは傷つくわ劣等感に見舞われるわで泣くに泣けない敗戦をこの人生で重ねてきております。

    客観的に見てバカだなぁと思いますが、こぎつねに見えた天文学者になぜか親近感が湧きました。
    2015/05/09(Sat) 17:48 | URL | ごくつぶD | 【編集
    こんばんは。
    これは……星座から始まる壮大な(?)物語ですね。
    いくら人より機械に強いと言っても、ピンきりですからねぇ。
    しかも故障探求した上に修理までしろとは、まさしく鬼の所業。
    自分も一応「何でも屋」的な職種なので、この先ZAN様と同じような無理難題を押し付けられるかもしれません。
    2015/05/09(Sat) 23:50 | URL | 野津征亨 | 【編集
    歩き茄子さん、コメントありがとうございます。

    >ちゃんと戻ってくるんですねw

    いつも迷ってしまうのですが、ちゃんと戻ってこられました。
    ちなみに、樹海の散策も迷ってもちゃんと戻ってきています。

    >カスタムバイク完成したらモテるかなとか考えますが、これまでの経験上なにも関係ないというのがすでに結論です

    結局のところ物ではなく人で評価されるのでしょうね。
    服も背の高いイケメンはユニクロでも凄くカッコ良く見えますから。

    昔、イメチェンしようと思ってカザールというオシャレなグラサンを買ったのですが、汚いトレーナーにカーゴパンツなので黒いグラサンを掛けたら不審者にしか見えませんでした。
    2015/05/10(Sun) 02:31 | URL | ZAN | 【編集
    yukie3さん、コメントありがとうございます。

    >あはははははーーーwwww

    笑いというのは移るもので、人が笑うとこちらもおかしくなってしまいます。
    反対のパターンもありますが。
    不謹慎ですが、自分は法事やお葬式で坊主がポクポクと木魚を叩いている姿に笑いを堪えられなくなってしまいます。
    そして近くに座っている従弟も吹き出して怒られます。

    ちなみに、その時はルナシーの真矢が木魚を叩いている姿を想像して笑ってしまいました。
    2015/05/10(Sun) 02:34 | URL | ZAN | 【編集
    ごくつぶDさん、コメントありがとうございます。

    >ブスな方が何かの拍子で愛着が湧くという

    愛と憎しみは紙一重という言葉があるに納得しますね。
    全くその通りだと思います。
    考えてみれば、食べ物もそれをよく表しているのではないでしょうか。
    嫌いだと思っていたものが何かの拍子で好きになる事がありますよね。
    中学生の頃、自分はセロリが嫌いでしたが、給食でセロリを配っていた女子が渡辺さんという可愛い子だったので食べられるようになりました。

    >客観的に見てバカだなぁと思いますが

    自分も己の姿を見てバカだなぁと思います。
    2015/05/10(Sun) 02:37 | URL | ZAN | 【編集
    野津征亨さん、コメントありがとうございます。

    >しかも故障探求した上に修理までしろとは、まさしく鬼の所業。

    ブラック企業ではありませんがホワイト企業とも言えません。
    白黒はっきりしていない、文字通り灰色といった感じです。

    >自分も一応「何でも屋」的な

    そういえば子供の頃は何でも出来るガチャピンに憧れていましたね。
    毎回、中のスタントマンが入れ替わっている事を知らなかったで本当に凄いと思いました。
    あと関係ありませんが、小学生の頃クラスに出っ歯でガチャピンにそっくりの奴がいたのですが、これといって特技はありませんでした。
    2015/05/10(Sun) 02:40 | URL | ZAN | 【編集
    こんばんは、

    この何でも溜め口女さん いるいる。
    某銀行で、間違ってとってしまった。

    しゃしゃり出る。
    支店長より偉い重役だろうが、得意先の社長だろうがため口で、
    ずけずけ、色々な事を聞く、
    それでおこった、重役がやめさせようとして、支店長に命令、
    困って支店長は見合いさせて追っ払う事に、
    街の社長君たちは身持ちの悪さも評判で誰も申し出ない。
    やっと世間知らずの人に押し付けて、、収容kと思ったら、
    おわらなかった
    お母さんが一人になるので、自分が養う、、と言いだして辞めない。
    其の手のろうどうなんとかもつれてきて、、
    それで、そのおばちゃんは下町で、顧客回りで、、集金。
    そこでは家に、あがり込まれても平気だったらしいけど。
    支店長は飛ばされたそうです。
    凄い口のきき方する人で、お利口さんですねって言われてびっくりした。
    貸し付け責任者でもないのに、貸してやるっていったりしてたらしい、
    勿論 銀行の備品はがっちり配りものでもってかえって、、いやぁ~びっくり。
    そんなことが通る銀行って、、大丈夫と思った。

    あれが有名な銀行の重役??と、あんまりで聞いたら、
    フロアー係か何かだったのでした。
    口きくなよって言われるほどの人。
    厚顔無恥で、迷惑な人はいますが、周りの方がやられちゃうのですね。
    頑張って、くださいませ。
    顔が綺麗でも、
    それはブスな人なのだと思います。
    2015/05/10(Sun) 04:51 | URL | hippopon | 【編集
    hippoponさん、コメントありがとうございます。

    >この何でも溜め口女さん いるいる。

    誰にでもタメ口というのは神経が図太くてある意味凄いです。
    一度注意されていましたが、減らず口を叩いていました。
    そして見ているこちらは開いた口が塞がらなくなってしまいました。

    >顔が綺麗でも、それはブスな人なのだと思います。

    美人は性格が悪いという風潮がありますが、自分の経験では美人は性格が良いです。
    性格が悪いのは爬虫類みたいな顔をしたブスですね。

    ちなみに、自分は顔も性格も最低最下のゴミクズ野郎です。
    2015/05/11(Mon) 02:47 | URL | ZAN | 【編集
    はじめまして
    おはようございます。

    わたし、赤松さん、ちょっとファンかも。

    2015/05/12(Tue) 07:52 | URL | 森須もりん | 【編集
    楽しいですね。

    今回も笑わせていただきました。

    ありがとうございました。
    2015/05/12(Tue) 17:09 | URL | コットン | 【編集
    森須もりんさん、コメントありがとうございます。

    >わたし、赤松さん、ちょっとファンかも。

    このブログには様々なブスが登場するのですが、他にも小河原さんというブスも人気でございます。
    赤松さんが落合みたいに記録に残るブスだとしたら、小河原さんは原監督みたいに記憶に残るブスですね。
    他にも、年間60本塁打打ちそうな栁瀬さんというブスもいるのですが、あまり人の事をブスだブスだと言っていると報復デッドボールを貰ってしまいそうなのでこの辺にしておきます。

    ちなみに自分はいつも仕事で空振り三振です。
    2015/05/13(Wed) 06:22 | URL | ZAN | 【編集
    コットンさん、コメントありがとうございます。

    >今回も笑わせていただきました。

    いつもこんな下劣で最低なブログをご覧頂きありがとうございます。

    笑う門には福来たるという言葉があるので、コットンさんには福が来ると良いですね。
    ちなみに、自分はよくズボンのチャックが開いていて笑われます。
    こちらも笑ってごまかしますが、来るのは福ではなく冷たい視線です。

    福は来ませんが、服はしっかり着ようと思いました。
    2015/05/13(Wed) 06:25 | URL | ZAN | 【編集
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